
与座武
映像ID: 2440
11141【与座委員】 それでは、何点か、よろしくお願いいたします。
少し漠とした質問になってしまうかもしれませんけど、1点目として、私も60になって、子どもの頃からまちの中を遊び回ったり、今でも動いたりしているのですけど、何かまちの様子が変わってきているなというのは肌感覚で感じていたのです。過日、こんなことを、ある市民の方から言われました。道路に、一休みできるスペースを、具体的には椅子を造ってくれと言われたのです。確かに、高齢者の人が、地元のスーパー、商店街に買物に行って、大きな荷物を持っていって、道路の途中でしゃがんで休憩しているとか、身体に障害を持っている方も途中で止まって休憩したりしているという様子を、最近とみに見るのです。少子高齢化ということで、少子化に対して子育て支援ということは一生懸命やっている。それから、高齢化ということで、介護だとか元気高齢者に対する施策も一生懸命やっている。ソフトの面では一生懸命やっている。でも、まちづくりの観点で、本当に高齢社会に適しているのかなと考えさせられてしまったのです。その後、複数の方に言われたのですけど、もちろん、その方には、いや、市道にベンチなんか造れないよという話はして、では水道道路とか中央通りとか広い通りに造ってくれとか、公園をもっと増やしてベンチを増やしてくれとか、そういう話を聞いたのです。それも、そこで生活している生の声ですから。ただ、こういう世界に入って皆さんとお付き合いしていると、それはなかなか無理だよというようなことを言ってしまうのだけども、まちの様子としては、そういうことにハードの面で応えていかなければならないところなのかなと思っているのです。では具体的にこれをこうやれというのはないのだけども、この辺について、今後、駅前ばかりに集中するのではなく、昼間まちの中で生活している人たちのために、まちづくり、ハードの部分でサポートするようなことを何か考えられないか。ざくっとした質問で申し訳ないのだけど、この辺についての御見解をお伺いできればと思います。