11499【村松指導課長】 配置時数増の要因というところでございますけれども、2つあると考えております。
1つは、今、委員が御指摘のとおり、授業の質の向上というところでございますけれども、やはり教科学習と連動させて図書の提供を行っているのですが、基本的に5時間ですと、担当の先生とか学年の先生とやり取りが何もできないまま、何となく学校図書館の計画であったり、あとは連絡ノートというのを学校図書館サポーターと担当の先生がやり取りをする中で、オーダーがあったものについてをそろえるということで、直接何かやり取りをするとか、一緒にコラボレーションして連動するような形が、なかなか取れなかったところがあります。7時間にすることによって、放課後の時間であるとかで直接やり取りしながら、お互いにアイデアを出しながら、よりよい図書を提供していく、またよりよい学習を充実させていく、そこがやはりこの増の要因だと思います。
あともう1点については、特に中学校からでございますけれども、ペーパーのほうにもありますが、子どもたちから、試験前に学校に残って勉強ができるような居場所、そういうものが欲しいという要望が、これはまた武蔵野市民科の学習の中で、市長に直接提言されたというところもございまして、そこを確保するためにも、学校図書館でしっかり見るであるとか、あとは何か分からないこととか、図書についてはしっかりとオーダーに答えることができますので、それに関してということで、常駐できるような形で、今回学校司書として配置、また拡充に至ったわけでございます。
以上です。