令和5年度予算特別委員会

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11537【村松指導課長】  ランドセルの重さに関してでございますけれども、会派要求資料でも要求いただきまして、そこの124ページのほうにも示させていただいているところでございますけれども、置き勉の話等はもう平成30年の頃から話題になっておりまして、そこから、定例校長会にて教育長から置き勉についての検討、その配慮についてという話をしております。
 その年の9月に文部科学省のほうから、児童生徒の携行品に係る配慮についてという事務連絡がございましたので、家庭学習も視野に入れた指導を行う上で重要なものとしつつ、児童生徒の携行品の重さや量について改めて検討し、適切な配慮を講じることが示されましたので、それを受けまして、指導課からも通知を出しているところでございます。またそれに付随して、当時の指導課長から定例校長会にて、重量軽減について配慮していることを保護者にも伝えるように指示をしたところでございます。
 学習者用コンピューターが導入される前と後というところで取組は変わってくるかなと思いますけれども、導入前については、使用頻度の低い教科書や教材等は教室で保管するということ、あとはまた、学期初めや学期末にいろいろ持ち帰る、道具箱を持ち帰ったりとかいろいろするので、そういうことで重たくならないよう、計画的に持ち帰らせるような工夫というのが行われていました。
 現在でございますけれども、学習者用コンピューターが1キロちょっとの重さがございます。そこもありますので、算数や国語科の持ち物以外は、全て教室に置いてもいいというような置き勉をしている学校が増えております。また中学校では、家庭学習に必要なもの以外は、全ての教材を教室に置いてもよいとする学校が増えているところでございます。
 私も学校長の経験をしている中で、保護者からそういう話があったときに、一番重いのはやはりランドセルそのものなのです。いろいろ測ってやはり必要なものだけと取り上げていくと、リュックサックとか両手が空くようなものになればいいというふうに思ったもので、そういうふうに保護者に御助言をしたところ、一定程度慣れるまでそのような形にされたというところもございます。
 あと、先ほど委員も御指摘のとおり、水筒が重いかなというふうに思っております。ここの水筒についても、ここのところ新型コロナウイルス感染症対策のために手洗いの励行というところもあって、水飲み場というよりも手洗いのほうを優先していたところもあるのですけれども、手洗いについては今後もやはり重要とされてきますが、しっかり水飲み場で水が飲める、水筒を持たなくてもいいというような。それはそれぞれの御家庭の御判断になりますので、そこについてでいろいろな工夫とかが図られるのではないかというふうに認識してございます。

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