
深沢達也
立憲民主ネット現職
映像ID: 2442
11540【深沢委員】 ぜひ子どもが足取り軽く。つまり気持ちが一番重要なのです。気持ち軽く、足取り軽く行くと。つまり楽しくなければいけないと私は思うのです。よくランドセルをしょったものに今は擬せられているみたいですが、私が小学生の頃は二宮金次郎の石像が立っていました。ただ二宮さんのことを調べれば調べるほど、あの人は恐らく勉強するのが楽しくてしようがなかったのです。求めるものがあるから。だからいろいろな身の回りのものを発見して、夜、灯油は駄目だと言われたら、自分で菜種で作ってしまうとか。やはりそこが重要だなというふうに思っているのです。
これは2番目の質問につながる話ですが、さて勉強とは一体何なのかと。勉強は何かつらいようなイメージがあります。漢字が強いて勉めると書くから。ただ実際語源を調べると違うのです。スタディという英語の語源のラテン語を見ても、これは情熱とか熱心とか。それから四書五経の中庸で言うと、簡単に言うと、何かを求めるため、そこに行き着くためのいろいろな行為というか、営為というか。つまりつらいとかそういう問題ではないわけです。この点についてどう考えるか。
大体世界の偉大な発見というニュートンでもアルキメデスでも、風呂の中に入っていて発見したとか、リンゴが落ちるのを見て発見したとか、そういう遊び的な余裕がなければ、やはり偉大な発見はできなかったというのは事実を言っているわけ。だから勉強って楽しくなければいけないし、それを引き出すのが学校現場の皆様の最大の仕事ではないかというふうに思うのですが、この点についてお聞きします。これは教育長さん、お答えください。