11604【桜井委員】 ありがとうございます。定期的な検査も視野にあるということで、これは定期的に検査していただくことでその推移を確認できるという面もありますので、ぜひ御検討いただきたいと思います。この調査結果をどう使っていくかということなのですが、これに関しては、今御答弁の中でもありましたけれども、国の現在の基準値であるPFOS、PFOAを合わせて50ナノグラム/リットルは下回っているということを一貫しておっしゃっているわけですけれども、しかし昨今問題になっているのは、この50ナノグラム/リットルという基準が本当に大丈夫なのかという話もある。
そうした中で、国の基準は基準として、市民に安全な水を提供する責任のある水道事業者として、各井戸の状況を調べた上で、やはり50ナノグラム以下であっても、その中で高い値が出ている井戸に関してはできるだけ使用を抑えていく。もちろん、そのことによって全体の水道の供給量が賄えなくなってしまっては困るわけですけれども、賄える範囲内であれば、そうした取捨選択はやはり行っていただくべきではないかと思うのですが、こうしたこの調査結果を踏まえての対応はどの辺りまでお考えでしょうか。