令和5年度予算特別委員会

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宮代一利
宮代一利
ワクワクはたらく現職

映像ID: 2445

11639【宮代委員】  1点だけ確認というか、議論をさせていただきたいと思っています。複数の款にまたがって気づいたことなのですけれども、委託業務の発注のやり方、それからその結果が、今まで入札という形で、一般競争入札という形が最も受け入れられやすい形で、その中で価格競争して適正な価格で落札されていくという形で、説明責任というのも果たされてきたと思うのですが、幾つかの事象において、1社しか応札しないであるとか、あるいは最初に見積りをつくる段階で、その参考見積りを取ろうとしても、その見積りにすらやはり1社しか手が挙がらないというような事象が幾つか出ていました。それは例えば、システムのところで、住民情報系システムの標準化への対応ということで、今回1億9,500何がしという予算が上げられているのですが、こちらについて、結局、現システムの改修を選択したために、見積りが出てきたのは1社しかなかったと。この1社しか出てこなかった見積りの適正性をどうやって示すのかというときに、今回、4年度からデジタル化推進アドバイザーの活用ということでやってきているという説明をいただいたのですけれども、ちょっと言葉。アドバイザーというので、推進化のアドバイザーだと思っていたのですが、どうやら価格の適正性についても、この方に相談をすると、そこも示していただけるような説明を受けたというふうな認識なのですが、それで本当に適正性というのは担保されているのかどうかということに疑問が残ったまま今に至っていると。
 それからもう一つ、やはり同じ住民情報系システムなのですけども、そのシステム検討という、今回の中に予算が上がっている1,400何がしと。この同じ項目で昨年度も同じものが上がっている。ずっと質疑をしてきた中で、これらは継続的にやっていく仕事であってという説明を受けて、プロポーザルの形でやったと。初年度に、やはり1社のみのプロポーザルがあり、競争原理が働かないままそこの1社を採用するに至らざるを得なかったと。
 もう一つ私がすごく気になったのは、この説明をしているときに、今年度が2年目だと思うのですけど、となっているときに、ただ、複数年度契約ではないと。プロポーザルにおける採択というのは、複数年度契約ではなくて今年度は今年度です、議会の承認を認められたらこの要綱のとおりにやりますというふうに説明を受けたのですが、これが本当に予算の立て方として、この今の説明だけで、1社のプロポーザルしかなくて、それでこういう状態になっています、これで認めてもらったらやりますと言われても、なかなか審査が難しいというのが私の今の現実の受け止め方です。
 もう一つ、昨年から引き続きやっているごみの分析の問題です。これについては、423万5,000円と、5,000円という単位まで細かく見積りを積み上げているにもかかわらず、そして、令和4年度については、ごみの組成分析については方式を変えたはず。仕様書を書き換える、仕様書を変更して、よりよいデータを取るためにやり方を検討していこうということで、それについては対応していただいたというふうに理解をしている中で、なぜまた同じ金額のものが出てくるのか。5,000円という単位までぴたっと、別の仕様書で同じ金額になるということが本当にあり得るのだろうかということに疑問を感じておりますが、こういった委託業務に関する発注についての御見解を伺いたいと思います。

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