
西園寺みきこ
映像ID: 2445
11646【西園寺委員】 それでは私は、衛生費のところでやり取りのありましたリチウムイオン電池の発火の件数について、多いのではないか、どうなのかというやり取りがありましたので、その点について確認、データをお聞きしたいと思います。
年度ごとの件数と合計の数字を取り違えておられたのかなとも思ったのですけれども、そもそも、よその施設に比べて多いのか少ないのかというのは、比べないと言えないことなので、客観的な根拠に基づいて判断したり発言すべきことと考えます。それで、御担当に、全国的な数字がありますかというふうにお聞きしましたところ、環境省が出している、これは部分的なデータなのですけども、それがあることが分かりました。全国にはごみ処理施設は1,000以上あります。これは世界の半分以上と言われていますが、そのうちの250とか300ぐらい、3分の1くらいの施設が環境省の調査に対して答えておりまして、軽微なものから重いものまでいろいろあるのですけれども、それを見ますと、施設で割って100件弱ぐらいになるのですか。そうしますと、武蔵野市の数字が、令和4年度は157件、184件というふうになっておりますので、少ないとは言えないけれども、特段多いとも言えないということなのかなというふうに理解いたします。
そして、そもそもこの調査なのですけれども、全国的な発火件数の統一基準みたいなものはなくて、しかも報告の義務もないということで、まだごく一部の調査ということのようであります。また、ごみ処理施設というのは、御存じのように、それぞれ搬入、どこまで集めるのか、それから処理までのプロセスが全部同じではありませんので、簡単に比較できるのかなということも分かります。
理事者にお聞きしますが、今のこの数字に対する理解について、見解をお伺いします。