令和5年度予算特別委員会

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落合勝利
落合勝利
市議会公明党現職

映像ID: 2446

11662【落合委員】  それでは、市議会公明党を代表しまして、令和5年度一般会計、3特別会計、2事業会計に賛成の立場で討論させていただきたいと思います。
 今回の予算は、先ほど長期計画に基づいてという話もちょっと出ていたのであれですけども、冒頭の総括質疑の中で、物足りなさを感じるという発言もさせていただきました。全体としてコロナに関連する質疑が多かったということもあるし、そのコロナ禍から脱却をして、次どういう時代になっていくのだろうという、今そういう過渡期に置かれているのだと思います。長期計画に基づいて予算を編成されたということは、一定の理解もしていますし、それは当然のことだというふうにも思っていますけれども、災害級とも言われた今回のコロナをどう受け止めて、新しい未来に向かってどう行くのだというのが、市民の中では漠としてはいるけれども、やはり不安を感じている、この先どうなっていくのだろうということは感じている。その不安を取り除いていくというのは行政の一つの役目としてあるのかなと。
 その中でどこまで明確にメッセージ性を出せるかというのはあるかもしれないけれども、少し前の、待機児童問題が社会問題化していたときに、予算をしっかりつけながら保育園を増設していくという対応を取ってきた、これは僕はすごく大きなメッセージ性を持っていたと思うし、武蔵野市はここに力を入れながら市政運営していくのだなということを市民も受け止めていたと思うのです。それと同じようには扱えないかもしれないけれども、武蔵野市はこれからどういう方向性に進んでいくのだという部分については、少々やはり物足りなさを感じたというのが正直なところです。
 これは、さっきの委員もおっしゃっていたとおり、別に新規事業をもっと増やせとか、拡充しろとかといういわゆる金額的なものだけではないのかもしれないけれども、やはりそこに、これは本当に一例かもしれないけども、例えばいきいきサロン、今までの予算から1.5倍になりましたよ、それだけで市民というのは、高齢者対策に力を入れているのだなという受け止め方をするのです。子ども関係でもそうだし、教育でもそうだし、各分野、そういうようなのがやはり市民の意識だと思うのです。それに呼応して、では一緒に頑張っていこうと思えるかどうか、自分たちの不安が本当に解消されたなと思えるかどうか、そういう市政は僕はやはり必要だなというふうに思っているのです、これは金額が云々とかということではなくて。
 ただ、これまでの市の財政的なことを考えれば、大変だ、大変だとは言いながらも、ほかの自治体から比べれば、基金の積み増しだとか、そういったことも現実にはできているわけで、そこを今後どうしていくかというのは今後の課題かもしれませんけれども、市民の安心感をサポートできるような、そうした市政運営をぜひともお願いをしたいなというのが大きな要望です。細かいところはまた本会議の中で述べますので、あれですけれども、六長に基づいて着実に予算を編成されたということについては了としておりますので、これは賛成をしたいと思っております。
 最後にはなりますけれども、予算編成に携わっていただいた職員の皆様、本当にお疲れさまでした。また、この3月で退職される方の今後の御活躍を祈念して、私の賛成討論といたします。ありがとうございました。

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