23705【深沢監査委員】 委員長ありがとうございます。1番目の件、まだ答弁漏れのようなので。議選監査の意義については、この後も質疑応答があるかと思いますが、まずは一言申し上げますと、事業やあるいは政策に基づくイベント、こういったものは、我々議員の場合は、日々の自分の義務ではないけれども、折々の機会に現場に行くわけです、参加をしたり、手伝いに行ったり。そういう立場から得たり吸収したりしているものというのが、監査あるいは政策の立案等に──立案ではないですね、監査ですから、監査するに際して有効な場合があります。
例えばついこの間、スイングホールでいきいきサロンについての活動発表というのがありました、健康長寿のまち武蔵野推進月間で。私は、このいきいきサロンの事業はたしか7年前、令和元年から始まったもので、当時私も議席におりまして、もちろん予算に賛成した者の一人として、その進捗というのが、この6か年7か年の間の様子が思い浮かぶような現場の状況、スイングホールのたしか11階で行われた、御高齢の皆さんが集まって、若いスタッフも、学生さんもいましたが、いわゆる体力測定などやるわけです。極めて活気のある、簡単に言うと、御高齢の皆さんが本当に元気に楽しんでいるという姿を見ました。こういうものというのは、つまり、例えば第三者が監査委員で来て見るのと、我々は日々の中でそういうものを、一生懸命になれば進捗を毎年次見るということもできるわけです。当初、この事業は、たしか月5万円の補助でスタートした。いろいろ調べてみると、その参加人数というのが、そんなにこの6か年7か年で、1,000人前後なのですけど、変わっていないのですが、ただ、量というより質において非常に、簡単に言うと立体的に、つまり数字を比較対照するのは平面の問題だけど、それが立体的に見るのと、変な話、色がつくわけです。色というのはつまり顔色であったり、活気であったり、そういうものを見ることで、言わば監査するに当たって、この施策の今後というものを常に念頭に入れますから、そういう立場から監査できる。これは、そうでない場合との違いは明らかであるということは一つの実例として申し上げたわけでありますが、そういう意味での意義というものはあると。これは一例として挙げました。
以上です。