23843【川名委員】 今回の決算は会計年度任用職員かなと思ったのですが、大野委員がきれいにまとめていただいて、ビジュアルも使って説明していただいて、我々には全然見えなかったのですけども、分かりやすかったかなと思っています。ちょっとこの件についてはこの後触れたいと思うのですけども、令和5年度予算は、反対2名、退席2名で賛成多数で可決をしました。同じ第1回定例会では、子どもの権利条例が上程されて、これも賛成多数で成立しています。予算のとき退席されたのは、当時の小美濃議員で、子どもの権利は反対をされていました。その後いろいろあって、12月末に市長になられたということもあって、年間を通してではないのですけども、当時予算には賛成していなかった市長がなるということは、結構市政にとってはインパクトがあるのかなと一般的には思われます。他の議員からの質問で、あまり市政運営に対しては大きな変化がなかったということもあるし、我々もそう感じています。それは、小美濃市長自身が議員生活が長くて、全体の流れも分かっているし、政策のことも理解されているから、うまく運用できたのだろうなと私たちは思っているのです。これが全く知らない人が市長にどんとなって、俺の政策だといって一気に変えてしまうところもあったりするのですけども、その辺はしっかりできてきたのかなという印象を持っています。
ただ、そうとはいえ、市民の負託を受けて、約3か月間、新市長として当選されて、令和5年度予算を執行してきたことに当たって、何かあえてここを指示してきたとか、ここを変えてきたとか、執行上何かあるのかどうか、もう少し詳しく教えていただきたい。
もう一つは、子どもの権利条例についてです。今年度もいろいろな普及事業を進めていますし、小美濃市長からも子どもの権利を守るような方向性を出されています。でも、議員と市長とは立場が違いますから、全く同じ考えであるとは思っていないのですけども、子どもの権利条例を進めるに当たって、何か変わった見解があるのかどうか、あるいは、当時自分は条例には反対していたけど、その反対していた内容について改善されているから進めてきているのか、あるいはまだ課題を持っているとお考えなのか。途中からの市政執行ではありますけども、全体的なお話を伺いたいと思います。