23844【小美濃市長】 だんだん思い出してまいりました。子どもの権利条例の議論が大分活発に行われた令和5年度だったかなというふうに思っております。これは議事録を後でお調べいただければ分かるのですけど、私は子どもの権利条例の内容について反対はしませんと、権利を守るのは当然のことだと。内容というか、細かいことは内容なのですけども、例えば子どもの権利擁護委員の決め方とか、それを2年間白紙委任するのかとか、そういったところに問題があるのではないかという指摘をさせていただいて、それが是正をされなかったので反対をさせていただいたという、そういう記憶がございます。また、そのほかにも少しずつあるのですけども、子どもの面倒を見るのは第一義的には誰なのかとかという議論もさせていただきました。そういうこともあったのですが、結果的には反対させていただいたということで、反対をさせていただいたものの予算に賛成はできないということで、たしか退席をさせていただいたのかなというふうに思っております。
現在、子どもの権利擁護委員も決まりまして、いよいよ10月1日から子どもの権利擁護センターが始まるわけです。そこの部分の私が懸念をしていたところは、その後、しっかりと担当課、担当部のほうで業務を進めていただいて、今は本当に10月1日にしっかりとスタートを切らせていただくということになっておりますので、現状、今ある子どもの権利条例に対して何か特段の課題があるというふうには思っておりませんが、むしろ、先日の子ども議会、議会の皆様には大変お疲れさまだったなというふうに思いますが、ああいったところでの子どもの発言を聞いておりますと、子ども権利条例に書かれております、子どもは自由に発言することができる、また、我々はその発言をしっかりと尊重しなくてはいけない、こういったことが書かれている。これは条約のほうからずっと、条約、法律、条例と、このように来ているわけでありますが、そういったところをこれからもしっかりと推進をしていかなければいけないなというふうに思っているところでございます。
以上です。