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令和5年度決算特別委員会

9月19日(木曜日)

令和5年度決算特別委員会
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道場ひでのり
道場ひでのり
自由民主・市民クラブ現職

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23874【道場委員】  分かりました。結局ここで一番肝腎だったのは、予定価格が2,000万円以上であったが、議決に付さず発注を行ったという、これです、恐らく。2,000万円以上で発注してはいけない、議決を得ずに発注してはいけないということが周知されていれば、これは起こらなかったのだろうなと私は思ったのです。要するに、たまたまいわゆる同時書という仕組みがあったがゆえに、2,000万円超えないかなとか何か、いつもの、何年かに一回しかない仕事だから、その流れでやってしまった事故。だから、本当はそこが、2,000万円以上は議決事項だということだけがしっかり残っていれば、まずこのコマンドはやらなかったのです。だから、研修でそういうことを伝えていく、職場の中でそういうことを教えていくというのは大事なのですけど、ここなのです。だから、これをやはり徹底しなければいけない。
 これはとにかくよく書いてあって、いろいろなことがあったけども、そのシステムがどうとかといってもできない、そうなのです。でも、システムというのはコーションがかかるのです、ボタンを押して、ぱっとなって駄目ですよとか。そういう仕組みは要するに、結局そういうデジタル的なものに対して頼っては駄目なのです。使うのです。使って、事故が起きないように、今の自動車の自動運転なんてみんなそうではないですか。今の車なんて、信号が赤だったら一応きちんと出ます。そんなようなものなのです。要するに絶対ではないのです。最終的には使う人間がやるのです。だからそういうことでいうと、私なんかが思うには、システムを改修して、一定のコーションが出るという仕組みはつくるべきだと思うけれども、実際は、そのコマンドを押すのは最終的には人間だから、きちんと教育をされて、2,000万円以上は議決事項だという鉄則さえあれば、絶対にこれは起きなかったと思います。ですから、これを周知するために、いろいろ仕組み、書いてあります、スケジュールの中にいろいろなことが書いてあるので、これはしっかり進めていって、二度とこういうことがないようにお願いいたします。
 そこで、今日はもうこれはいわゆる総括の話なので、理事者に聞きます。結局、どんな大変な時期でも変化がないときというのは、多少慣れもあったり、コツを覚えたりしていくのだけれども、変化が起きた瞬間が一番大変なのです。ですから、今回の場合は、令和5年はどんな年だったかというのを思い出して、コロナが5月に分類が変わったことと、そして、選挙で市長が替わったということです。その間にいろいろなことが起きました。象徴的だったのが、1月以降、全協がいきなり2回もありまして、これは保健センターについての話と、あとはもう一つ、六長に関してどうやっていこうかという、市長が替わったわけだから、当然その辺は大きく動くことだなと思いました。それからあと、起きたトピックとしては、いわゆる今回起きた大事件です。5月に臨時議会を開いてまでやった、この2,000万円、議会をぶっ飛ばしてやってしまったという前代未聞のことをやってしまった。それとあともう一つ言うと、組織ガバナンスでいうと、私はやはり教育長の手続に関しては相当の問題があったなと思います。これについて1つずつ確認をします。
 まず、保健センターの話が今回一遍に消えた、消えたと言ったら変ですけど、まずはもう1回考え直そうといったのは金額です。40億円で進めてきていたものが70億円になった、さあどうしようと。これはもう大騒動です。以前、副市長から、我々が知ったのは2月の全員協議会で初めて知ったわけなのです、公には。公というか、うわさとかいろいろなものは流れていましたけど、公には2月に聞いたわけですけど、正確にはいつこれを認識されたか。令和5年度に起きていたことなので、当然、前の市長の頃から話が進んでいたと思うのですけれども、情報の開示のタイミングからいって、いつ正式に認識をされて、どういう形で今の市長にお伝えされたかを御確認ください。
 それともう一つ、六長、この六長の冊子も、これは立派な本で来たのですけど、これは3月28日付で我々議員には配られました。来た瞬間、うっと思って、たしかここは二次調整に入るはずなのになという認識だったのですけど、ここには二次調整に関しての記述が少なくとも一覧では分からなかった。というか、僕は一覧で分かっていたのは、担当の所管に聞いたら、10ページにありますというと、ここだけです。これです。ここで見たって小さいのだから、そっちからはもっと見えないと思うのですけど。令和5年12月に選挙が行われたので計画策定スケジュールを見直す予定ですと、こんな小さいのです。だけど、本編が独りで歩いていくものなのです。ほら、市長今そこで一生懸命探しているでしょう。だけど、市長、これ、うれしくて自分の顔で出ている本なのです、少なくとも。発信する人間がそれでは駄目です。その後聞いたら、これは4月1日付の六長の、もう一遍調整計画を立てますよという説明なのです。本来なら、ここにこういうものが入って配るものです、私が思うには。さっきも言ったように、これとこれが別になってどこか歩いていってしまったりするわけです。だからこれに関しては、六長、要するに調整計画というのはそれだけ市を動かしていくときの一つの設計図みたいなものだから、やはりこれはやってほしかった。というのは、わざわざ全協まで開いて、そういう話もして、代表質問でもきちんとやっているのです。それはきちんと反映してもらわないと困るわけです。この2点について、まず答弁をお願いします。