24000【菅委員】 よく分かりました。走り始めていますので、確かに令和6年度でも10月1日にこのセンターができるということは、年度の後半、半年分しかセンター自体は正式にはないわけですから、そういうことになるのは理解しました。それから今の副読本に関しても、もちろんよいものを作ったほうがいいわけですから。
ただせっかく予算を組んだのに執行されなかったということで、これは本当にまだ出来たてほやほやの条例ですし、この決算でもどなたかもほかにも指摘があったかもしれませんが、これからまさにその条例をどう実際に活用していくかという段階になりますので、ゆめゆめ、決算額が小さかったから、次の予算額がまた小さくなるというようなことにならないようにしていただきたいというふうに思います。
もう1点、決算付属資料の12ページで、この子どもの最善の利益を尊重する社会の実現に向けた取組みというところで、子どもの権利の認知度について御紹介いただいています。子どもの権利ということは一定、子ども自身にも認知されているようです。その一方、この子どもの権利擁護センターができる中で、センターによる相談の周知、これはこれからさらにやられると思いますが、あるいは、そういう相談が来たときの教育支援センターや子ども家庭支援センターなど、他機関との連携、これも今この子どもの権利擁護センターを立ち上げる準備を進める中で、様々な連携を取るべく準備をされていると思いますが、その状況について教えてください。