24182【岡児童青少年課長】 CAPにつきましては、以前も委員のほうから御質問いただいたことがあるかと思うのですけれども、やはり取組としてはよい取組ではあるのですが、なかなか学校の授業の中に組み込んでもらうということが、学校長の判断等いろいろございますが、難しい段階で、一部の学校でしか、授業の中では取り組んでおりません。
そうなりますと授業外での任意の青少協の活動という形で、子どもたち、特に小学3年生を集めて開催していますが、そうすると、やはり出席が全員ではなくなるので、任意の、半分もしくは半分以下の児童が参加するということになりますと、それに取り組んだ子どもと聞いていない子どもの意識の差というのが大きいと。やはりそれが課題なのかなというふうに思っております。
ただ、やはり学校のほうも授業時間というのはすごく難しい問題がございますので、青少協の各地域も、授業の中に取り組んでほしい、取り入れてほしいという話はしているのですが、なかなか難しい状況。そういう中で、やはりそうなるとそのCAPの効果というのが、実施している青少協の各地区もなかなか難しいものだなというふうに感じておりまして、やはり実施につきましてはこちらの資料にあるような形で、半分ぐらいのところにとどまっているという状況でございます。
また青少協の各地域のほうからは、CAPについて、内容はいいのだけれども、CAPだけでなく同じような権利擁護的な取組、CAPという名称を使っていなくても様々なものがございます。そういうのについて、こういうのをやってみたいなどという御意見もありますので、令和5年度の決特ではございますが、今年度につきましては、CAP以外にもそういう権利擁護に関する取組や催し、イベントにつきましては、同じようにこちらの補助の対象として考えてもいいのかなというふうに、範囲を広げているところでございます。