24641【川名委員】 観光推進計画をつくって、その評価をしている委員会の方々が評価したという理解でよろしいでしょうか。
それであえて聞きます。決算書の250ページ、251ページで、観光機構の運営に4,871万円が支出されていますけれども、この支出額について、一体どういう成果があったのですか。どういうアウトカムがあったのか。支出はしているのだけど、それによって何ができたのか、全く分からないのです。
事務報告書の106ページに事業の内容と実績がそれぞれ書かれています。いろいろなエリアマップを作って8,000部を発行しましたと書いてあります。8,000部発行してどうなったのですか。作るのが目的ではないですよね。これは配ったり、配ったことによって人にこれを認知してもらって、まちの商業の利益につながるとか、来街者につながるとか、そこまで考えないと、8,000部作るだけだったら誰でもできてしまう話です。これはそういう成果ってどこにも書いていないのです。
フィルムコミッションのところも、以前も資料請求して、いろいろなところが来てくださっているのは理解をしているのですけれども、これは件数を増やすのが目的ではなくて、それによってどう周知されたのか、どういう人に理解されて、まちの魅力というか、武蔵野市の魅力を分かって、来てもらうかというところがゴールですよね。ここは件数しか書いていないのです。そういうアウトカムってどうなっているのかということについて御説明をお願いいたします。