24757【澤田交通企画課長】 ムーバスの運行事業に対する予算の立て方なのですけれども、これは、要は赤字補填の金額が上がっているということですので、もし物すごく乗客数が増えると、決算が、変な話、ゼロになることもあり得るというような、そういう性質のものなので、この事業でバスを動かしているというよりかは、バスを動かした結果、赤字になってしまった部分を市民の税金で補助金として負担するというものになってございます。なので、予算を組むときには、足りなくなってしまうと、結局バス事業者が赤字を全部被ることになってしまうので、乗客数については少なめに見積もって、燃料費であったり、人件費であったり、その他様々な整備費と言われる、いわゆる経費というものについては多めに見積もって我々のほうで予算を立てさせていただいております。それも、令和5年度の予算を立てるときには令和3年度ベースの決算でもって立てるので、2年ぐらい前の決算、それこそコロナから復帰している途中の状態で担当たちは予算を組むということをやっているので、かなり数字が上下する中での令和5年度の予算1億7,561万6,000円というのをまず立てているというところなのです。それで、補正を一度させていただいていますのは、実際に半年間運行してみて、乗客数がどれぐらいに戻ってきたとか、あるいは人件費なりの経費が幾らだというのが分かった時点で、上半期分の実績に基づいて補正をさせていただいて、今回1,300万ほど減額の補正をさせてもらっているのですけれども、その時点よりもさらに下半期はまた乗客の方たちがたくさん乗っていただいたので、結局、市からの赤字補填分の持ち出しがまた減ってしまって、不用額として2,300万ぐらい残ってしまったというところなので、この予算の編成については入ってくる分と出ていく分の相殺で金額が決まってまいりますので、どちらも変動するもので組まないといけないというところで、執行率という面で見られてしまうと、この差は何なのだというふうに見えてしまうというところでございます。