25032【川名委員】 おっしゃるとおりで、フリースクールってそれぞれ特色があって、かなり違います。その行きたいお子さんに合っているか合っていないかが、これが一番のポイントで、逆に不登校のお子さんは、あっちもこっちもいろいろなところを探して、フリースクール、自分に合うところを探しているというお話を聞いています。吉祥寺にあるフリースクールは、聞くと、やはり都内のあちこちから来ているのです。そう考えると、今おっしゃったように、その子に合っているか合っていないかというのは、スクールソーシャルワーカー自身がいろいろフォローしてあげるということが大切なのですけども、それはそうなのですが、公立学校との連携ってどうお考えなのかということを伺いたいと思っているのです。要は、所属しているのはあくまでも公立の学校ではないですか。そこのところとフリースクールの内容というのはある程度どこかで共有化しておかないと、例えば公立学校に戻ってくるときもあるわけだし、そういう連携ができるのかというのは疑問に思いました。行っている学校で武蔵野市内のお子さんの様子も聞くと、半分ぐらい学校へ行って、半分ぐらいフリースクールに来たりするというお子さんもいらっしゃるのです。そうすると、両方の連携も必要となってくると、それは例えば担任の先生とか校長先生にお任せするという話ではなくて、教育委員会として、どういう内容を行っているのか、それと、その内容が子どもたちの学びにどう反映しているのかというのも考えなくてはいけないなと思っているのですが、そういう視点はあるのかどうかということと、あるフリースクールの先生は、公立学校の先生を辞めてわざわざそこに来たという話があって、やはり自分たちがやりたい授業というのかな、子どもたちにとって一番大切なことを伝えるには、公立学校ではどうしてもできないという、ちょっとあまり言いたくはないのですけども、何かそっちのほうがやりがいがあるという話を伺うと、では今、公立学校の授業ってどうなのかなと、ちょっと私は疑問を持ったのです。そう考えていくと、公立学校にもそのフリースクールの授業の内容って、フィードバックできる内容が私はあると思っているので、そういう意味も含めて現地を見ていただいて、いろいろ今後に反映していただきたいと思いますが、御見解を伺いたいと思います。