25033【荒井指導課長】 公立学校との連携ということがありましたので、私のほうでお答えをしたいと思います。まず、指導課の指導課長と統括指導主事も、やはりフリースクールのほうはもちろん幾つも、武蔵野市だけではなく参観しているということは御報告したいと思いますけれども、別の委員が午前中に御質問いただいた中で、東京都がフリースクールの支援を始めたというお話を出していただいています。その支援の条件の一つには、保護者の方と管理職がきちんと連携を取って、今月はどこのフリースクールに行って、どの程度の活動をしたかという共有であるとか、そういったことも含まれております。また、それとは別に、フリースクールでの活動内容も、学習指導要領あるいはその学校の教育課程の内容に当たるものが確認できれば、評価をしていくという通知が出ています。そういったところからも、連携については今後一層深まっていくものというふうに思っていますし、そういう意味では、今過渡期の部分がありますので、なかなか見えづらいところがあるのかなとは思いますが、不登校巡回教員などもうまく使いながら、連携については、これからさらに見える形になっていくといいなというふうに考えています。
2点目に、教員で、学校のほうを退職されてフリースクールの教員になった方という御紹介がありました。そういった方があるというのは私も認識しています。ただ、公立小・中学校というのは、学習指導要領の活動にのっとるというところがございます。それに合わないというか、そこを大きく逸脱する内容については、やはり学校のほうでできない部分があって、しかし、教員の中には、そういった活動をやりたいのだという、そこのマッチングが合わないということは間々あることなのです。フリースクールでの指導で学校の教育課程内に導入できて効果があるものについては、入れる研究の余地は十分あるかというふうに思いますけれども、退職される内容については様々あると思いますので、ここで一概に議論するというのは難しいかなというふうに思っております。
以上です。