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令和5年度決算特別委員会

9月25日(水曜日)

令和5年度決算特別委員会
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東山あきお
東山あきお
日本維新の会武蔵野市議団現職

映像ID: 2836

25229【東山委員】  よろしくお願いいたします。日本維新の会武蔵野市議団を代表しまして、令和5年度一般会計の決算には反対、そしてほかの会計については賛成をいたします。
 市長に対して一番最初の質問で、市長は、本決算には、時間がなくてほぼ関わっていない、すぐに次年度予算に着手したというような答弁をいただきました。ですので、この決算に反対したとしても、何だよとは思われないという認識でおります。以下反対の理由を述べます。
 昨年と同様、いまだ目ぼしい行革が見られなかったということです。今後、財政上様々な課題があり、大変厳しい状況だという御答弁がありつつ、本市役所は事務事業数、つまり自分たちの仕事の数を把握していない、果たしてそんな役所が本当の意味での決算審査ができるのか、行革ができるのか、事務事業評価の見直しにつきましても、各課で見直す事業を選んでおり、自己評価となっています。本件については、府中市さん、西宮市さんという先進自治体からすると後れを取っているところでございます。
 そして、仕事量についても課題があります。人件費のところでもやり取りがありましたけれども、平均で400時間もの超過勤務を行っている課もありました。残業代も公金でございます。無駄な計画が多過ぎだという課題は改善されていません。昨日の話で言うと、観光推進計画を新たにつくらず、産業振興計画で統合、充実していくなど、計画の整理統合、一つ一つの充実化という線でお願いをしたいなと思っております。こういった作業はこれからだというふうに思っています。
 一つ一つを積み上げて適正な人事配置を行えば、府中市レベルの詳細で網羅的な事務事業評価を公開する余力ぐらいあるはずでございます。事務事業評価が進めば、さらに皆さんの仕事量は効率的になるし、より質の高い仕事ができるようになると思います。臭い物には蓋の体質から脱却をお願いします。そして、邑上市政で事務事業評価見直しをしいて、補助率50%を超える団体の健全化はその後どのように取り組まれたのか、事務事業数も分からないまま、補助金など交付状況調書を非公開とし、執行額のみの報告とするとの4月の議会運営委員会での議会への申出があり、到底容認できません。また、会計年度任用職員の処遇改善も本決特の一つのテーマかもしれませんけれども、まずは全ての仕事量を把握して適正にする、その仕事量に見合った職員数はどれぐらいか把握する、そのことがあって初めて見直される話だと思います。もちろん働く皆様がよりよい条件で働いていただきたいのですけれども、その原資が公金であることを忘れてはいけません。
 また、議会との情報共有についても課題があったかというふうに思います。民間だろうが公立だろうが保育の実施責任は本市にありますので、そういったものも注視いただきたいと思います。
 一方、来年度以降、DXや広報において一定の成果を出されて、期待できる部分もございました。その点は大いに期待をし、応援をさせていただきます。また、平和事業についても、市長からも熱心な御答弁をいただきましたので、新しい時代に見合った、イデオロギー優先ではない事業への進化をお願いしたいと思います。また、本市や日本をめぐる安全保障状況は大いに変化をしております。国や都との連携、市民保護計画のさらなる発展もお願いしたいところです。
 最後に、せっかく政権交代されたからには、役所の論理ではなく、市民の側に立っていただき、コンパクトで機能的な役所を目指していただきたいと思います。
 改めまして、5日間、様々な質疑にお答えいただきまして、ありがとうございました。ここにいらっしゃる方々だけではなくて、会派要求資料の作成など、関わってくださった全ての職員の皆様、ひとまずはお疲れさまでございました。改めて感謝を申し上げます。