4928◯市 長(松下玲子君) まず最初の歩道についての御質問ですが、今お示しをいただきました市道第55号線につきましては、危険ではないかという御指摘の部分ですが、こちらは実際に歩道を造る際には道路法の区域変更をして、道路の拡幅が必要との見解を持っておりますので、道路の拡幅を行う上では沿道の用地買収が必要になってくると思いますので、お住まいの方の権利などもありますし、まず法律の区域変更という、かなり高いハードルもあるというふうな認識を持っております。
次の市道第68号線、武蔵境通りの部分につきましては、こちらは実際にはガードパイプを設置して、できるだけの安全性を高めているという認識を持っております。
次に、学童クラブの緑町パークタウンへの、なぜそちらに方針が変わったかのいきさつについてですが、まず、当初の予定どおり、大野田小学校の体育館を使用して学童クラブを設置しようとする中で、保護者説明を行った際に、かなり環境面で不安だという声を保護者からいただきました。そのため、他に代わるところはないか検討を進める中で、これは昨年の6月になりますが、実際にパークタウンの側から、自治会の側から、現在の定員超過対策として集会室を利活用させていただけるというお話がありましたので、その後、保護者にオンラインで説明会をしたり、また、7月に学童の父母会に意識調査を行ったり、8月にパークタウンの自治会に意識調査の結果を報告して、実際現地に足を運んで、そこで学童クラブが可能かどうか、また、その後は保護者も現地を確認したり、保護者会も確認したりする中で一定方向性を固めてきて、その後、今度自治会だけではなくてUR側とも交渉というか、打合せが必要になってきますので、そうしたこれまでの利用予定者の声なども伝える中で、昨年の秋から冬にかけて何度かやり取りをして、住民説明会についての打合せをして、今年に入って住民説明会を行って、現在に至ります。
やはり子どもたちの育成スペースの環境というのは、これは重視すべきであろうと私は思っております。その上で、UR側からも、また、自治会側からも、協議を重ねる中で御理解をいただきましたので、説明会の中でも住民の皆様に一定御理解をいただいていると認識をしております。中には、声がうるさくなるのではないかという御意見もあるというのは認識しておりますので、子どもたちの声を騒音と捉えられてほしくはないのですけれども、実際、様々、人によっては、今の住環境がどう変わるのかということに不安を抱えていらっしゃる方もいるというのは理解をした上で、今後ある程度数値でお示しをしながら学童の設置というのは理解を求め続けていきたいと思っておりますし、子どもたちが放課後を過ごす育成の場として、よりよい環境のところでの育成というのを、こちらは児童数増加のみならず。子どもの数だけではないです。学童を利用する方が増えているということも実際ありますので、そこへの臨時の対応として御理解をいただく中で、大野田小学童クラブの一部を緑町パークタウンの集会室に4月から開設をしていきたいというふうに思っております。