5014◯教育長(竹内道則君) 蔵野議員が御紹介されたとおり、ほかの自治体では、学校のプールを温水プールにして、それを一般利用に供する、そういう学校もあるのも承知をしております。ただ現在の武蔵野市の学校改築の中では、そのような計画を持っていないのが現状でございます。
幾つか課題が考えられまして、例えば学校の敷地の問題。特に小学校が狭小な敷地の中でそういった整備ができるのかであるとか、温水プールにすると、イニシャルコスト、整備費が恐らく倍以上かかるということと、ずっと続くランニングコストをどういうふうに捻出するかということはあると思います。
そして四中は、夏、7月、8月に個人開放していまして、これは土日、祝日の日中です。それから団体開放も行っていまして、これは4月から11月。温水プールですから、これは夜間を利用して学校教育との調和を図っているのですが、他団体の例も考えていくと、学校の教育活動とどういうふうにそれを調和させるのかという、時間の調整の課題があるとか、管理区分をどういうふうに。実際は例えば副校長先生がなさるのだと思いますけれども、そういった管理区分の運用などの課題も出てくると思いますので、そういったことを踏まえて検討するのであれば、そこがクリアにならないとなかなか難しいことかなと思っております。