5493◯市 長(松下玲子君) ヘルメットの着用率についての御質問のお答えで、貸出し用のヘルメットというのを、貸出し用自転車窓口に用意しているのです。その貸出し用ヘルメット自体の着用率が1割程度です。そのほか御自分で持っているのを着用している場合もあるので、貸出し用のヘルメットを使わずに、マイヘルメットを使う方もいらっしゃるので、正確なところは実際には出していないので分からないのですけれども、1割よりは多く、あとは自分の持っているのを使っているということです。
ちなみに、武蔵野市も大体同じなのですけれども、東京都の法施行後の着用率というのが5%と言われています。全国的には東京都はかなり低く、95%の方が着用していなくて、5%の方がヘルメットを着用しているというのが、警視庁の発表データになっております。マイヘルメットの分が分からないのでという意味です。
自転車走行空間に関しての安全性の観点からの御質問かと思いますが、併走ではなくて縦に、親御さんの後をついて走る子どもが、車道で危ないのではないかという視点かと思います。自分の経験を考えてもなかなか難しいのですが、大体自転車で移動するときには、どこの道を通ろうかなというのを考えたりもするかなと思います。やはり大きな幹線道路、市内にもあるような都道などでは、大型のバスも走行したり、自転車がその横を通ると、自転車としても非常に怖い思いをしたり、バスの方からも、視界という意味で、横を自転車が擦り抜けることは非常に危険もあり、危ないのだということも聞いたことがございます。
なかなか難しく、最初にお答えしたように、一方通行等の道も様々ございますので、安全な自転車の走行空間を確保していきたいという思いで様々取組をしておりますが、実際には十分な空間というのを確保するのが難しい状況にもありますので、今ある道路を工夫しながら、安全性等や自転車走行環境に配慮した整備を努めつつ、啓発もともに行っていきたいなというふうに思っています。