令和5年第2回定例会

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東山あきお
東山あきお
日本維新の会武蔵野市議団現職

映像ID: 2491

5808◯5 番(東山あきお君)  議案第59号 武蔵野市下水道施設長期包括業務委託事業者選定委員会設置条例につきまして、賛成の立場で討論いたします。
 本件は、我々が日々の生活を何不自由なく営んでいくために、浸水を防除し、公衆衛生の向上、公共用水域の水質保全を行っていく、老朽化した設備をしっかりとメンテナンスしていくために、極めて重要な案件だと理解をしております。長期包括契約という形態は他の自治体で類似したものがあるものの、改築工事まで入れ込むというものは全国的にも目新しい契約ということで、大きく3点を懸念しておりました。
 1つ目としては、市は個別の事業や業務について逐一各業者とやり取りしなくなるので、市の専門性や技術力が失われるのではないかという点については、新たに企業体全体をマネジメントしていく、全体を見る能力が上がっていく、そして懸念される個別の能力や対応力、技術力の低下については、月例会等でしっかりと業者と情報共有していけば、むしろ市職員のノウハウはしっかりと向上していくのではないかというようなお言葉も、委員会内ではありました。
 2つ目として、これらに関連して、技術職の育成、そしてなかなか厳しい状況である採用についても、本件と関連して、現有体制を維持しながら、どう効率的にやっていけるか、外部及び内部での研修も含めてしっかりと進めていくとのこと。
 3つ目としては、本件も同様に入札不調が起こってしまわないかについて、昨年12月にはサウンディング調査も取り入れて、説明会のタイミングでは17者も集まっていただいたと。そして事業費の精査とともに、民間事業者の意向をしっかりと踏まえたプロポーザルの内容にしていただき、入札不調などといった事態には陥らないのではないか、リスクは低いのではないかというようなことで、これらのお言葉を信頼して、そのような理解で賛成をさせていただきます。
 非常に大切な下水道施設の維持管理、改築における業者選定につきまして、くれぐれも慎重に、一つ一つの手順を丁寧に、最少の費用で最大の効果をもたらすことができるよう、進行をお願いして、賛成の討論とさせていただきます。
 以上です。

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