
浜田けい子
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5814◯文教委員長(浜田けい子君) ただいま議題となりました議案第64号 令和5年度武蔵野市一般会計補正予算(第4回)の文教委員会付託分における審査の概要と結果について御報告をいたします。
主な質疑は次のとおりでした。
1)第一中学校の入札について、不調という言葉だけだと不安をあおるため、しっかりと説明するほうがよいと考えるが、見解を伺う。答え、入札不調が起きたことは何らかの形でお知らせするように改善する。2)入札不調について子どもたちの声を聞くべきと考えるが、対応を伺う。答え、学習者用コンピューターを利用してアンケートをするなど、意見を聞くことができるよう検討する。3)入札不調によって、部活動において、活動日、活動時間、活動場所の縮小や変更という影響はないか伺う。答え、現在詳細な調査が行われていないので、しっかりと確認して、影響が最小限になるように学校と協議する。4)第一中学校の改築事業の予算が、基本設計からこれまでどのように変化したのか伺う。答え、基本設計時の平米単価は税込み約42万円、1.18倍の物価上昇を加味したときに約50万円である。今回の補正予算では基本設計の約1.3倍であり、55万7,000円程度と見込んでいる。5)送迎バスの子ども置き去り防止装置の設置について、安全対策に関して使い方の研修が行われるか伺う。答え、事業者による説明があると考える。6)送迎バスの安全対策全般について、市はどのように関わるのか伺う。答え、ブザーを設置して安全対策が完結するのではない。出欠を含めた運用の全体的な確認が必要だと考える。7)安全対策について、現場の声をしっかり聞いた上で必要な補助ができるか伺う。答え、各地域における保育施設間の連携を活用しながら、どのような対策が有効か共有していく。8)保育園の安全対策として、ICTの活用を考えているのか伺う。答え、民間保育園の先行事例等を今後検討する。9)換気対策について、空気清浄機を1校当たり何台、どこに入れるのか伺う。答え、平均3台から4台くらいを、換気ができない音楽室などの特別教室に入れる。
以上で質疑を終了し、討論に入りました。討論者は1名で、賛成討論でした。
その趣旨を紹介しますと、第一中学校の入札が不調になったことについて、今後不調にならないように管理すること、子ども、保護者、地域住民へ、市報を活用してしっかりと周知すること、財政的な見通しはこれからということだが、整備後が3割増加する学校改築計画や、公共施設全般の財政的な問題へ対応することを要望し、賛成するというものでした。
以上で討論を終わり、採決に入りました。採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
よろしく御審議をお願いいたします。
(厚生委員長 宮代一利君 登壇)