5948◯市 長(松下玲子君) 再質問にお答えをいたしますが、まず、他の議員の再質問にお答えしたことでの御認識の受け取り方がちょっと異なるのかなと思います。私としては、府中市さんは府中市さんのお考えでやられていることだと思いますが、不測の事態に備えている基金を取り崩して行うような形での給食費の無償化というのは、武蔵野市にはそぐわないのではないかなと思っているということをお伝えいたしました。
そして、きくち議員の給食費の1番の4)についての御質問は、給食費無償化に係る費用の財源の捻出についてとの御質問でしたので、それに関しては、府中市さんに比べたら少ないですけど、武蔵野市として、毎年度確実に5億円規模の経費が固定費のような形でかかってくるということは、規模は非常に大きいということをお伝えしました。ただ、市の財政に与える影響は、毎年5億円ですから少なからずあるものの、毎年度の財源の捻出に関して、これは可能ですか、不可能ですかということを聞かれれば、武蔵野市としては、私は可能であると考えていますというお答えをいたしました。決して不可能ではない数字、可能であるということをお答えした次第でございます。
ただし前提として、これはやはり市民の皆様の理解や議会の皆様の御理解というのが非常に重要であるという認識を持っていますので、私としてはやりたいという思いを持っていますが、今は調整計画の中で議論をしていますので、今後10年間の長期計画の後半部分の5年間だけではなく、一度始めたら、未来永劫ではないですけれども、ずっと続いていくということを考えると、これはやはりしっかりとみんなで議論して考えていきたい、最終的には調整計画の答申を受けますので、その後に判断したいということをお答えしております。