
宮代一利
ワクワクはたらく現職
映像ID: 2518
6000◯6 番(宮代一利君) 丁寧な御説明、御見解ありがとうございました。そのとおりで、最終的には個々のニーズ、それは様々な場面、健常な子たちだってそれぞれみんなグラデーションがあって違うわけですから、それに合わせた教育は本当に大事だと思います。
一方で、いろいろ悩み苦しみを抱えている子に対して対応するためには、専門性、知識が必要な場面はすごく多いと思うので、そういったことの人たち、教育者を育てて増やしていくということもこれから取り組んでいく一つ大事なことなのではないかなと思います。
先ほどある学校がありますという話もあったのですけど、今回私は、すごく甘ったるいことを言いますけど、ベースキャンプを一緒にできないかなと。要するに、学校に行くときに一番最初に入る教室が一緒だよというふうにして、朝一番最初に学校に行ったときに、みんないろいろな子がいて、おはようという一言目を交わすのがそこのベースキャンプですと。そこから始まって、では授業が始まりますでもいいし、特別支援学級に行くでもいいし、ちょっと学校に行くにはまたバスに乗らなくてはいけないとかはありますけど、まず一番の最初の挨拶ができる場所をつくってほしいなというふうに私は思っているのです。そうすれば、大変そうだなと思っている子を認めれば、周りの生徒や児童たちは助ける手を差し伸べると思うというのが私の考えです。御見解をお願いいたします。