令和5年第3回定例会

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6023◯市 長(松下玲子君)  藪原太郎議員の一般質問に順にお答えをしてまいります。
 まず、1問目の1についてです。令和5年6月末時点で、キャッチアップを含め、延べ460人の方が接種をしており、このうち2価、4価ワクチンを接種された方が83人で、接種比率は18.0%、一方、9価ワクチンを接種された方は377人で、接種比率は82.0%です。
 2についてです。4月から始まった9価ワクチンの情報提供については、市報3月15日号の掲載やホームページで周知を図ったほか、対象者全員に個別に案内はがきを送付しました。また、今年の4月から新中学1年生になった方には、3回分の予診票を4月下旬に発送したほか、定期接種の最終学年となる高校1年生の方には、5月中旬に個別に案内はがきを送付しました。周知啓発を行う際は、ワクチンの有効性のほか、副反応のリスクや定期検診の必要性なども併せて行っております。
 3についてです。女性の接種率が向上することで、女性の健康や命を守ることにつながるものと考えております。
 4についてです。HPVは女性の子宮頸がんの原因となるほか、男性においても性感染症や、がんを引き起こす原因の一つとされています。主に性交渉を通じて感染することから、男性の接種率が向上することで、男性自身の感染予防効果が期待されるとともに、女性の性感染リスクの軽減や、子宮頸がんの発症を防ぐことが期待されるものと認識をしています。
 5についてです。男性へのHPVワクチン接種については、現在、国の審議会などにおいて議論されており、男性に対する定期の予防接種として位置づけることの是非について検討が進められています。都内では中野区が今年の8月から男性へのHPVワクチンの接種費用の助成を開始しましたが、全国的に見ても、まだ限られた自治体でのみ実施している状況です。費用助成については、今後の国や他自治体の動向を注視しながら情報収集に努めていくとともに、武蔵野市医師会とも情報共有を図りながら協議を行ってまいります。
 2つ目の御質問の1と2については関連するため、まとめてお答えいたします。デザインマンホールの活用についてはこれまでも検討を進めていましたが、このたび、市内初のデザインマンホールを10月下旬頃に、吉祥寺駅北口周辺に設置することとなりました。市内事業者である株式会社コアミックスと連携し、同社が版権を持つ漫画7作品のデザインマンホールを設置いたします。これにより観光推進、地域活性化及び下水道事業の啓発に寄与するものと考えます。
 御紹介いただきましたマンホールツーリズムにつきましても、人気があり、一定の需要があると認識をしております。今回のデザインマンホールの設置に合わせて、一般社団法人武蔵野市観光機構と連携し、設置場所7か所をめぐるデジタルスタンプラリーを11月初旬頃から令和6年2月末までの期間で実施をする予定でございます。今回のデザインマンホールをきっかけに、吉祥寺に初めて訪れてくださる方、吉祥寺への来訪者にどのようにまちをPRしていくかなどは、武蔵野商工会議所や吉祥寺活性化協議会、商店会連合会とも相談をして、協力をいただきながら、まちの魅力を高め、また消費活動にもつなげていっていただけたらなというふうには思っております。
 3つ目の御質問の1についてです。ペットボトルについては、市による行政収集のほか、スーパーマーケットなどによる店頭回収などにより回収されています。市では、ごみ収集の在り方等検討委員会最終報告書を受けて、平成31年4月から、不燃ごみ、瓶、缶、ペットボトル、危険有害ごみの収集を隔週とするとともに、収集の地区割りの見直しを行いました。隔週化のスタート当初は、収集頻度が変更となったことによる不便さのため、頻度を元に戻してほしいといった御意見をいただきましたが、現制度が定着している現在では、同様の御意見をいただくことはほぼない状況にございます。
 2についてです。隔週化が開始された平成31年度と、その前年の平成30年度との比較となりますが、平成31年度の瓶、缶、ペットボトルは、前年度と比べて140トン、約6%減少いたしました。
 続いて、3と4についてはまとめてお答えをしたいと思います。市が収集したペットボトルは、瑞穂町にあるリサイクル工場に運ばれます。リサイクル工場で異物の除去後、選別されたペットボトルを細かく砕き、洗浄を繰り返し、確実に汚れを落とした後、乾燥させ、再商品化するための工場に運び、そこでさらに小さい粒状のペレットに仕上げ、利用メーカーに出荷されます。このような流れでリサイクルされるため、ペットボトルについては、市の行政収集におけるサーマルリサイクルというのは行っておりません。
 5つ目についてです。プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律においては、既存の容リ法の枠組みにより分別収集、リサイクルされているペットボトルについては分別収集の対象外とされているので、同法の施行による影響はございません。
 6つ目についてです。収集頻度の見直しは、市民の皆様から意見を伺いながら、収集業務の効率性、環境負荷の軽減、コスト削減を考慮し、隔週化に踏み切ったものであります。その後、令和2年9月に行いました効果検証では、瓶、缶、ペットボトルのごみ量の減少効果、環境負荷の削減効果が認められました。現時点で収集頻度の見直しは考えてはおりませんが、ごみに関する施策は市民の生活に密接に関係するものでございますので、今後とも市民意見を聞きながら、ごみ行政を推進していきたいと考えております。またあわせて、ペットボトルのスーパーマーケット等での店頭回収などについてもお知らせをしていきたいと考えております。
 4つ目の御質問についてです。そのうちの1つ目です。学校給食の無償化は、23区、そして多摩地域も含め、都内において実施が広がっているものと認識をしております。
 2つ目についてです。本来であれば、義務教育時の給食費については全国一律で国が行うべきと考えており、様々な機会を捉えて、引き続き国や都に対して声を届けていきたいというふうに考えております。
 3つ目についてです。学校給食の無償化は経常的な財政負担が伴うものでありますが、子育て支援や食育という観点からも重要な施策であると考えております。
 4つ目についてです。私といたしましては、市民の皆様や議会の皆様の御理解を得て、学校給食の無償化を実施したいとの思いを持っております。第六期長期計画・調整計画の計画案に対する様々な御意見や策定委員会での御議論を踏まえて判断をしていきたいと考えております。
 最後、5つ目の質問についての1つ目についてです。御指摘いただいたように、4年ぶりの再開となったことで、ノウハウの継承等が十分でなく、また、まだ一定の感染症対策も必要だったことが課題であると認識をしております。また、参加児童やサブリーダーに経験者がほぼおらず、初参加者ばかりであったことから、現地での活動でも、夕食作りやまき割り等、安全管理や指導に苦慮したとも聞いております。
 地区委員会や参加者側からの声は、来月以降に実行委員会を開催しますので、最終的にはそちらで取りまとめていきたいと思いますが、現状伺っているお話では、まずは再開ができてよかったということや、久しぶりの割には順調に行えたというような声が多かったと感じております。久しぶりの開催ということもあり、地区の指導者の中でも、子どもとの関わり方、指導の仕方などに共有できていない部分もあったため、来年度に向けて指導者向けの研修等を行っていくことも考えております。
 2つ目についてです。来年第50回ということで、周年事業として、市内にて、これまでジャンボリー事業に関わってくださった関係者をお招きしての式典を開催したいと思っております。今後、青少協地区委員会と市で50周年事業の実行委員会を立ち上げて、式典その他、どのような企画を行うか検討していく予定です。
 他の質問については、教育長からお答えをいたします。

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