6026◯市 長(松下玲子君) 再質問にお答えをいたします。まずHPVワクチンの接種率ですが、こちらは今年、令和5年対象者の方にお送りしたのが、約5,600人に接種勧奨はがきを発送しております。その中で、接種期間が令和7年3月までなのですけれども、令和5年6月末時点で、キャッチアップを含め、延べ460人の方が接種しておりますので、この数字でいくと接種率は8.2%となります。
続いて、男性への費用助成の可能性、考え方ということでよろしいでしょうか。市では、任意接種のワクチンに対する費用助成の考え方、公費助成を行う基準を設けております。感染力が強く、集団予防を図る必要があるということや、国や都からの財源が一定確保できるものとして、これまで対応してまいりました。この基準を踏まえた上で、今後の国の動きや他市の状況を注視しながら情報収集に努めていきたいと思っております。その上で、武蔵野市医師会ともよく相談したいと思いますが、様々このHPVワクチンに関しては、接種対象の年齢が限られています。そのことを考えますと、検討している間に対象年齢を外れてしまうということもあり、今回キャッチアップという形で、女性の接種に関しては対象者プラス、キャッチアップ世代に案内等も行っておりますが、他のワクチンと違いがある、そういう違いがあるということも踏まえながらよく考えていきたいなというふうに思っております。
そして、デザインマンホールに関しての御質問です。これまでも様々武蔵野市といたしましても、武蔵境でもデザインマンホールの設置ができないかなど検討してきた経緯がございます。今回初めて、株式会社コアミックスさんと連携をして、オリジナルデザインです。そもそもよく知られている漫画7作品ではありますが、その中に武蔵野市というのも入れていただいておりますので、デザインとしては全くオリジナルのものをマンホールの蓋として設置することができました。今回の状況を見て、また今後も、可能性があるもの、作品でもゆかりのあるものなど、考えていきたいなというふうに思っております。原作者の方や、また出版社になるのか、版権の問題等、また、そのデザインをマンホールの蓋にすることへの再現性など、いろいろな課題はあるかと思いますが、こちらは観光資源としても、また下水道の普及啓発としても非常に意義のある事業だという認識を持っておりますので、可能性についてはしっかりと探っていきたいというふうに思っております。