6095◯市 長(松下玲子君) 再質問にお答えをいたします。
まず、1項目めの質問についてです。刑事告発ができたのではないかとの御質問ですが、御説明します。刑事告発は、被害者や捜査機関等以外の第三者が、捜査機関に対し犯罪事実を申告して、犯人の処罰を求める意思表示です。今回、市が被害者として刑事手続を行う場合は、これは刑事告発ではありませんので、弁護士の知り合いにも相談されたとのことですが、その辺りの認識をもう少し整理して教えていただければと思います。刑事告発の当事者になり得ない。市は被害者に当たりますので、第三者ではないので、至りません。
2問目です。このままだと全額返金を求めるべく動いてもらいたいとの御趣旨、それは私も先ほどお伝えしたとおりです。正確な数字が出てこないのであれば、そうしたことも考えられます。期限については弁護士と相談しながら対応していきたいと思っております。
そして、3番目についてです。先ほどもお伝えしたように、また、事前に説明を受けたという認識のとおり、二中、六中の統合は決定したものではございません。第六期長期計画・調整計画策定委員会の計画案において、統合の要否、するか、しないか、及びその後の第六中学校跡地へ二小の移転配置の可能性の有無、あるか、ないかについて、記載がされております。この点については、私自身も、市民の皆様の中でも様々な御意見があるというふうな認識を持っております。賛否が分かれる部分もあるかと思いますが、ぜひこの長期計画・調整計画案に基づいて、議会の皆様や市民の皆様としっかりとした議論、熟議を重ねていただいて、一定方向性を示していただければと思っております。現段階ではその議論を見守りたいというふうに考えております。その認識は間違いないかとのことでしたので、決定したものではなく、計画案に両論で記載がされているということでございます。
3問目についてです。市からなのか、策定委員会からなのか、どちらからなのかということでございますが、この間、策定委員会と市長との意見交換等もございました。また、市長・教育長会議などもありました。また、私の認識といたしましては、今、小林議員も再質問の中で18校を維持するのかとおっしゃったように、この間も議会の中から、武蔵野市の小学校12校、中学校6校について統廃合の可能性はないのかということで度々御指摘をいただいているという認識を持っております。そうした議会からの質問等も通じた御意見や御提言というのも、私の中では認識として持っております。その上で、やはり大きな方針を変えるのであれば、しっかりと計画に基づいて、計画の中で議論を行って、市民の皆様の理解を進めた上でないと、これは決して強引に進めるものではございませんので、計画案に載り、その後、市民の皆様と議論を行っていく、特に当該エリアの皆様にはより丁寧に御意見を聞いた上で、子どもたちの教育の環境にとって、よりよいものになることが大前提ですので、その上で判断をしていくべきであると思っております。
4の2と3をもう一度とおっしゃいましたか。4の2と3の質問は、関連があるため、まとめてお答えをいたしました。開示請求を受けて開示したとおり、令和元年8月6日に東部地区のまちづくりについて意見交換をしています。また、同年12月に吉祥寺本町1丁目プロジェクトの提案を受けていますと、先ほどお答えをいたしました。
私からは以上です。