
藪原太郎
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6202◯総務委員長(藪原太郎君) ただいま議題となりました議案第72号 令和5年度武蔵野市一般会計補正予算(第5回)の総務委員会付託分における審査の概要と結果について御報告をいたします。
主な質疑は次のとおりでした。
1)高齢者総合センターの工事費は上がらないで済むのか。答え、都の基準も含めて、上昇率をプラスした形で設計を積み上げてある。2)高齢者総合センター厨房機器の受発注について、これは何か特別なものなのか。答え、中身については厨房機器一式であり、受注生産となる。3)この時期に桜まつりの話が出てきたのはなぜか。答え、コロナが5類に移行して、リアルでの開催が可能と判断したためである。4)法人市民税の還付で7,500万円の補正があるが、詳細を伺う。答え、大きな事業者で、早い段階で納付済みだったが、収入の状況が悪化したとのことで還付が発生した。5)学校避難所井戸に導入する逆浸透膜式浄水器について、これまでの滅菌式との違いを伺う。答え、滅菌式は塩素などを使い、初動要員が参集して操作をするが、滅菌に3時間くらいかかり、目に入れば失明などの危険もある。逆浸透膜式は、避難所にあるガソリン発電機を使えば1,000人以上に安全な水を供給できる。6)有機フッ素化合物について、本市より西の自治体であれば米軍基地もあり、理解はできるが、本市でこれだけの数値が出ていることに対してどのような推察をしているのか。答え、原因について、科学的検証は専門家会議で行い、国も議論しているが、まだ分からない。水源の浅さも一つの原因になっているのではないかと思っている。7)補助金を出している民間井戸はもっと浅いと思うが、どうなっているのか。答え、全部で28か所あるが、既に飲んでいる1か所は水質基準51項目とPFOS、PFOAも検査済みであり、基準をクリアしていると保健所に提出してある。8)資料では学校避難所井戸をAからKと表記しているが、どれがどの学校に当たるのか知りたいが、どうか。答え、学校名を示すと混乱が起きるため、このような判断をした。9)導入する浄水器は使ってみたか。答え、検査機関の結果も出ており、浄水器を使用して実際飲んでみたが、味も問題なかった。10)浄水器の費用とランニングコストを伺う。答え、予算ベースで1台160万円、消耗品として、フィルターが1つ18万7,000円である。11)フィルターは5年ごとに交換ということだが、使おうが使うまいが5年ごとに交換するということか。答え、おおむね5年となっているが、ローリングストックを考えて、効率的、効果的になるように考えていく。
以上で質疑を終了し、討論なく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。よろしく御審議をお願いいたします。
(文教委員長 浜田けい子君 登壇)