令和5年第3回定例会

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木崎剛
木崎剛
自由民主・市民クラブ現職

映像ID: 2548

6251◯16番(木崎 剛君)  それでは、ただいま議題となりました陳受5第20号 境南ふれあい広場公園に芝生等の復活を求める陳情について、賛成の立場で討論させていただきます。
 この陳情の願意は、境南ふれあい広場公園の開園当初のコンセプトである憩いの空間、駅至近のにぎわいの要素を持った公園に戻すことと理解をしました。公園開園から12年が経過し、この間、特に憩いの場としての要素となっていた芝生が定着せず、大きな問題になっていました。その課題解決がなかなかできなかったことも問題であります。平成29年以降は芝生代替案の検討などを行い、令和元年には芝生地管理を停止しています。市は停止理由に、芝生等が踏圧に弱いことと、広場歩行者が1日当たり1,500から2,000人と極端に多いためとしていますが、これは開設時から想像ができたことではないかと私は考えています。
 平成29年から6年が経過し、今回令和5年9月になって、やっと議会に行政報告として、芝生以外も含めて、公園の在り方について検討することになりましたが、解決方法を模索している期間があまりにも長かったことと、市民への途中経過や情報提供が少なかったことが、いつになったら以前のような公園になるのかと期待をして待っている方の我慢の限界に近づいていたのではないでしょうか。そのことが今回の陳情提出につながったとも考えています。
 その上で、陳情の記書きにある「芝生等の復活作業」とは、要旨にも書かれておりますが、芝生だけではなく、その他の方法を含めたものであり、最初に述べたコンセプトへの復活を求めるものであると理解をしています。今もありました反対討論で言われる芝生へ戻すことというふうな限定ではなく、芝生だけを再び植えることだけを求めるのであれば、記書きには、芝生の復活作業とし、芝生等の「等」の文字は必要ありません。陳情者は様々な意見があることを理解しながら、できるだけ早い開園当初のコンセプトの復活を求めているものと考えられます。そのことからも、建設委員会で併せて行われた行政報告の今後の予定の妨げになるような趣旨ではないというふうに言えます。よって、陳情の趣旨に沿うよう境南ふれあい広場公園の早期の再整備開始と供用開始となることを求めます。
 最後に、陳情の要旨にもありましたが、公園にあるスプリンクラーの頭の部分などにつまずきそうになるような状態は、公園の管理の問題であり、しっかりと対応していただけるよう要請をして、陳情に賛成の討論といたします。

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