令和5年第3回定例会

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本間まさよ
本間まさよ
日本共産党武蔵野市議団現職

映像ID: 2548

6250◯21番(本間まさよ君)  陳受5第20号 境南ふれあい広場公園に芝生等の復活を求める陳情の委員長報告は不採択、委員長報告に賛成、陳情に反対の討論を行います。
 境南ふれあい広場公園は2011年に、プレイスと共にオープンし、まちの活性化に寄与するための国の補助金も受けました。公園のコンセプトは、憩いの空間としての公園とともに、にぎわいを求める広場の要素となり、この考えは今後も変わらないと建設委員会で答弁がありました。にぎわいという点では、年間40回のイベントが行われ、地域市民以外にも、武蔵境を訪れた方々に様々なイベントを楽しんでいただいています。今年はコロナ禍で開催ができなかったイベントが再開し、広場から人があふれるほどのにぎわいとなるイベントも多々ありました。
 公園内は歩行者も多く、市の説明によりますと1日で1,500人から2,000人の方が広場内を通行するなど、極端に通行量の多い公園となっています。2011年ふれあい広場公園オープン時には、緑の芝生があり、芝生に寝転ぶ子どもたち、親子連れの姿もよく目にしました。しかし、先ほど述べたように、毎日の広場通行も予想以上の人数となり、芝生は半年でなくなってしまいました。芝生復活のために、この間様々な試みが行われたことも説明がありましたが、広場利用者が多く、芝生等が踏まれ、回復することは大変困難でした。2015年には、芝生の養生のため、広場の中心が柵で囲まれ、使用できず、その期間は何と1年間の3分の2となってしまいました。こうした状況に対して、私の御近所の方も、境地域の方々も、この状況は何とかしてほしいという御意見をたくさんいただきました。この意見は、私の元に届いただけではなく、境、境南、桜堤に住む議員のたくさんの方たちにも寄せられて、2018年には境地域の超党派の議員9名、その当時の境地域に住む全ての議員が参加の下に、松下市長に、芝生は難しいことも考慮しとした要望書を提出いたしました。
 こうした経過をたどる中、今回、境南ふれあい広場公園の今後について、今年11月にキックオフイベントを開催し、来年度は市民参加によるワークショップを開催し、再来年、2025年以降、再整備に向けた設計及び施工の考え方が示されました。この陳情は、芝生等の復活を求め、来年には取りかかるように求めています。市は来年度市民の意見を広く聞き、再来年度、市民参加で再整備に向けた計画づくりを行う考え方を示しました。今回この陳情を採択することで、フリーに市民参加で再整備をするということに関し、議会が一定の縛りをかけてしまうことにもなりかねません。以上の視点から、陳情には賛成できません。
 なお、スプリンクラーやマンホールなどの一部が突き出ている公園というのは、幾つかの場所で見受けられます。ぜひこれは早急な対応を求めます。また、議会で私は何度か指摘させていただきましたが、ふれあい広場公園のテーブルや椅子に、前日食べただろうと思われるごみや食べ残しがよくあります。これはモラルの問題もあると思いますので、今後行われるワークショップなどでも、みんなが使う公園であり、いつでも気持ちよく利用できる公園として、ぜひ再度認識していただき、こうしたことについても取り組んでいただくことを強く期待し、討論といたします。
              (16番 木崎 剛君 登壇)(拍手)

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