
藪原太郎
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武蔵野市立小・中学校における児童生徒の安全等について
・武蔵野市立小・中学校における児童生徒の安全について
・デザインマンホールとふるさと納税について
・就職氷河期世代へのサポートについて
6348◯14番(藪原太郎君) 立憲民主ネット、藪原太郎です。11月30日付で松下玲子市長が辞職し、今定例会は市長が不在の定例会となります。したがって、一般質問についても行うかどうするか、少し悩みましたが、政治的な判断をそれほど必要としない質問を心がけ、手短な質問を行わせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、通告に従い一般質問を行います。今回の質問は大きく分けて3つのテーマで行います。1、武蔵野市立小・中学校における児童生徒の安全について、2、デザインマンホールとふるさと納税について、3、就職氷河期世代へのサポートについてです。
それでは最初の質問、武蔵野市立小・中学校における児童生徒の安全について伺います。
今年の9月、お隣の練馬区において、とんでもない事件が発生いたしました。区立中学校の校長先生が児童ポルノ禁止法違反で逮捕されるという事件です。さらに警察による捜査が進む中で、準強姦未遂という新たな容疑で再逮捕。ニュース報道によれば、容疑者は以前に別の中学校に勤務していたとき、学校内の一室で同校の10代の女子生徒に性的暴力を加え、けがを負わせた疑いがある。マッサージを口実に呼び出しており、同課は、地位に基づく影響力を使って抵抗できない状態にさせたと見ていると記事にも出ておりました。
事もあろうか、児童生徒にとって最も安全でなければならない学校という施設内で、鬼畜の所業とも言えるような犯行が行われたわけです。このことは到底許すことはできませんし、日本中、世界中においても、二度とあってはならないことだと考えますし、当然ですが、この武蔵野市でも起きてもらっては困ります。そこで、本市においてこうした事件を発生させないために、どのようなことができるのか、どのようなことが必要なのか、そうしたことを確認する意味で、以下質問をいたします。
1、本市で同様の事件が起こる可能性やリスクについて、どのように考えているのか、御見解を伺います。
2、学校施設内でこうしたことが起きないための取組が必要と考えます。ハード面、ソフト面の両面があると考えますが、絶対に起きないためにどのようなことが必要と考えているのか、お伺いいたします。
3、今回の事件を受けて、武蔵野市または武蔵野市教育委員会で検討や対策など、何か行ったことがあればお伺いしたいと思います。
続いては、2つ目のテーマ、デザインマンホールとふるさと納税について伺います。
吉祥寺にデザインマンホールが設置され、11月1日よりデジタルスタンプラリーもスタートいたしました。私もすぐに挑戦して、クリア記念のコースターを頂きました。その際、私以外にも多くの人がデジタルスタンプラリーを回っており、大勢の方がそのデジタルスタンプラリーを楽しんでいる様子を目にすることができました。私の友人も何人もがデジタルスタンプラリーを楽しんでいますし、デザインマンホールを見るために多くの方が吉祥寺を訪れていることも、SNSを通じて知ることができます。まだマンホールを設置して日が浅いですが、非常によい滑り出しではないのかと思っております。事業として評価しておりますし、今後もさらに期待をしています。
そこで、このデザインマンホールについて伺いたいと思います。
1、デジタルスタンプラリーは現在何名ぐらいの方がチャレンジされ、何名ぐらいの方がクリアしているのか。もし分かるようであれば伺いたいと思います。
2、マンホール設置からおよそ1か月が経過いたしました。マンホールの近隣商店等、事業者からの声や反応など、いかがでしょうか。把握しているようであればお伺いしたいと思います。
広報課の前などに金属製のミニチュアデザインマンホールが展示されています。私も拝見し、手に取ってみましたが、非常にクオリティが高く、よい出来栄えでした。続いては、これら金属製のミニチュアデザインマンホールについて伺いたいと思います。これらの金属製ミニチュアデザインマンホールをSNSで紹介したところ、多くの反応があり、非常に人気がありました。欲しいと思う方も日本中にいると感じます。そこで、このミニチュアデザインマンホールをふるさと納税の返礼品として活用してはどうかと考えますが、御見解を伺います。
4、またあわせて、市民の方々がこれらを入手できるような機会をつくることはできないのか、見解を伺いたいと思います。
最後、3つ目のテーマです。就職氷河期世代へのサポートについて伺いたいと思います。
就職氷河期世代とは、就職氷河期に新卒で就職活動をしていた人たちのことを指し、1970年から1984年頃までに生まれた世代の人たちが当てはまるとされています。バブル崩壊に伴った人件費削減の影響を受けて、正社員での就職ができず、やむを得ず、派遣社員やフリーターといった非正規社員で社会に出るようになった人も少なくありません。
厚生労働省の調査によると、就職氷河期の求人倍率は、1990年度の2.77倍から2000年には0.99倍まで下がり、求人倍率が約3分の1まで減少しています。また採用率は、1997年の94.5%から2000年には91.1%へ減少、あらゆる企業がバブル崩壊後に新卒採用を渋り、採用枠を極端に少なくしたことで、就職氷河期世代が生まれたとされています。
この世代では、不本意ながら不安定な仕事に就いている方や、無業の状態にある方、社会参加に向けた支援を必要とする方など、様々な課題に直面している方が多数いるとされています。こうした状況については市として支援をしてほしいと思いますし、その必要があると考え、以下質問をいたします。
1、武蔵野市における就職氷河期世代の現状についてお伺いいたします。
2、就職氷河期世代に対して武蔵野市が行っている支援があればお聞かせください。
3、武蔵野市人材育成基本方針2020の13ページ、採用における今後の方向性として、就職氷河期世代の採用について検討しますとの記載があります。このことについて、検討の進捗などがありましたらお伺いをします。
4、武蔵野市は就職氷河期世代への支援を今後どのような方向性で考えているのか、お伺いをいたします。
以上で壇上での質問を終わります。御答弁よろしくお願いいたします。