6349◯市長職務代理者副市長(伊藤英穂君) それでは、藪原太郎議員の一般質問にお答えいたします。私からは大きな2番と3番についてお答えいたします。
大きな2番のデザインマンホールとふるさと納税についてです。2の1、今回のデジタルスタンプラリーにつきましては、アプリのダウンロードが不要で、ウェブブラウザのみで参加できるため、チャレンジした人数は不明でございますけれども、専用サイトにアクセスしたアクティブユーザーの数は、11月末時点で3,030人でございます。クリアして景品引換えに武蔵野市観光機構を訪れた人数は、11月末時点で1,747人となっております。
2の2についてです。参加者アンケートでは、楽しかった、マンホールの配置がコンパクトで回りやすかった、吉祥寺を散歩できて楽しかったなどの声が寄せられております。また景品引換所である武蔵野市観光機構からは、都外の遠方からわざわざこのために吉祥寺に来たという方も多く、反響に驚いているという意見も聞いてございます。
2の3と2の4については関連するため、まとめて答弁いたします。現在マンホールに使用している漫画のキャラクターの版権使用料については、東京都の補助金を活用した事業であり、マンホールの蓋、マップ、無償配布の記念品に限り無償で許諾する旨の覚書を、市と協力会社の間で締結しているため、現状では他の用途に使用することは難しい状況です。ふるさと納税の返礼品や有料での商品化等をする場合には、別途版権使用料について協議をする必要があるため、今後の展開につきましては慎重に検討していきたいというふうに考えております。
次に、大きな3番の就職氷河期世代へのサポートについてです。3の1、市における就職氷河期世代の現状ですけれども、1970年から1984年生まれの氷河期世代と呼ばれる方々が人口の中で占める割合は、市内で23.65%、日本全体では21.98%でありますので、国全体の割合より若干高い数字となっております。しかし、生活困窮者からの相談や福祉総合相談窓口で受け付ける相談において、就職氷河期世代の相談が突出して多いという状況ではございません。
3の2についてです。氷河期世代の方のみを対象とした支援は、現在は行っておりません。生活困窮者に対する支援やひきこもりの方への支援において対応しております。
次に、3の3、3の4については関連するので一括で答弁をいたします。市の常勤職員の職員採用試験については、現在、保健師の対象年齢の上限を40歳までとして実施しているほか、一般技術職についても令和5年度採用より、36歳から40歳に引き上げております。また、市の会計年度任用職員の採用については年齢制限は設けておりません。市といたしましては、多様な人材を確保していく検討をしていくとともに、氷河期世代に限らず、必要とされる方についての支援は、福祉総合相談窓口を通して行ってまいりたいと考えております。
他については、教育長より答弁いたします。