令和5年第4回定例会

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6381◯教育長(竹内道則君)  私からは、大きい御質問の2について順次お答えいたします。
 まず、市立中学校生徒数の減少への対応についての御質問です。市立中学校の生徒数については、30年前と比較すると、私立中学校への進学率の上昇などに伴い減少しておりますが、令和2年度からは増加の傾向にあります。私立中学校への進学については、各家庭の選択によるものと考えていますが、各中学校では、ホームページによる情報発信に加えて、学区内の小学生や保護者に学校公開や行事の案内をしたり、小学生に中学校で授業や部活動を体験してもらうなど、中学校生活を知ってもらう機会をつくっております。
 続いて、2)の中学校生徒に対して学校生活の質をどう担保するかについての御質問ですが、小・中学校にかかわらず、教育活動を充実させていくことが重要と考えています。各学校では、学習指導要領に示されている教科横断的な学びや探求的な学びの充実、学習者用コンピューターの活用などによる個人の興味、関心を生かした授業や共同的な学びの充実を進めているところです。また、子どもの居場所でもある部活動についても、より魅力あるものとするために、生徒が興味あるものを選択でき、持続可能な活動となるよう、地域連携を進めているところでございます。現在、第四期武蔵野市学校教育計画策定審議会においても、本市のこれからの学校教育の在り方を審議中であり、その中で交わされる議論を注視し、今後一層の質の向上に取り組んでまいります。
 そして3)、中学校の統廃合についてどう考えるかとの御質問ですが、第六期長期計画・調整計画答申においては、第二中学校と第六中学校との統合の要否と、その後の第六中学校跡地への第二小学校の移転の可能性の有無など、改築期間中も含めて、教育面を第一に様々な観点から課題を検討し、関係者の意見も聴きながら方針を決定して事業を進めると記載されております。これに基づき、計画がスタートする令和6年度に検討を開始したいと考えております。
 次に、4)狭小な本市の特色を生かした学校経営についての御質問です。本市においては、学校間の距離の近さや地域の力も生かして、全中学校の参加による連合音楽会や市内中学校総合体育大会の開催、複数校の教員による共同研究や研修会、また、野球やサッカーなどの合同部活動、さらに、地域と連携した職業体験や防災訓練などに取り組んでいるところです。
 以上でございます。

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