
大野あつ子
映像ID: 2597
6444◯3 番(大野あつ子君) 御答弁ありがとうございました。非常に簡単な御答弁で、何をちょっとどこから突っ込もうかなという感じですけれども。まずローリングの話なのですけれども、現在のこの時期、今、調整計画の最終盤に差しかかっていると、答申もいただいておりますが、長期計画・調整計画というのは4年ごとに計画が動いておりますので、今、市長選挙をやるとなると、毎回この計画の策定の一番最後に市長選挙が入ってくるということになります。
西尾先生がこのことについておっしゃっている部分というのは、選挙の直前に計画を策定することになってしまうと、その選挙に出る人たちの人気取りの政策が入ってきてしまう。だから、当選されてからその後に、この計画を策定し始めるのがベストのタイミングなのだ。そうしないと、全く反映されないということになると、首長になった方が、この長期計画を、こんなのは自分は違う、自分の考えではないと言ってしまったら、これはただの紙になってしまう。
だからそうしないためにも、また人気取りにならないためにも、一生懸命考えられた、この策定のタイミングというのが。だからもともと長期計画のローリングのところに、きちんと選挙のタイミングが書いてあったのです。選挙のタイミングを考えてつくられたのが、この長期計画のローリングであると思います。
邑上市長がこの1年前倒したところというのが、議事録を幾つか読んでみたのですけれども、どういう議論の中で前倒しされてきたかちょっと分からなかったのですが、やはりこの選挙のタイミングを意識されてのことであったのかなというふうに思うのですけれども、邑上市長が1年前倒したときの、もし何か分かることがあれば教えていただきたいということと、先ほど申し上げた、人気取りにしてしまうとか全く実行されないでは、長期計画が軽んじられてしまうという点について、そのローリングとの兼ね合いをどのように考えているか、お伺いします。