令和5年第4回定例会

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蔵野恵美子
蔵野恵美子
立憲民主ネット現職

映像ID: 2604

6537◯15番(蔵野恵美子君)  事業者さんからの通報もあるということで、引き続きそういった場を広げていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
 認知症の自覚がないのに診断を受けて、ちょっとその疑いがあると言われてショックを受ける方も、もちろんいらっしゃるなと思うのです。そこら辺が、認知症というのは特別なことではなくて、結構な割合でなる方もいるし、事前の対策も立てられるということを御理解いただくのがいいのではないかと思います。
 例えば私の母のケースで当てはめてみると、認知症の原因となる疾患のうち約4.3%という、一番少ないケース、レビー小体型認知症、パーキンソン病による認知症、こちらに当たるので、多数を占めるアルツハイマー型認知症に見られる4段階の進行に当てはまるかというと、そうでもないと思うのですけれども、それでも今思い返せば、ある程度同じ段階を踏んでいるのです。
 現在それで重度に至っているのだけれども、この段階をもっと早く理解していたら、その最初のMCIの段階とか軽度の段階での不可解な言動だとかそういったものに対して、優しく受け止められたのではないかという反省もありますし、あと、その後の進行を想定して、早い段階で例えば家族旅行もできたのではないかとか、そういった後悔もしているものですから、ちょっとそこら辺のメリットも多々あるので、やはり早い段階からその疑いがあるという先をちょっと見通せる、家族ぐるみでそれを考えられるというような体制づくりにも貢献できる早期診断だと思いますので、やや前向きな御答弁もいただいたので、ぜひ検討いただきたいと要望しておきます。
 続いて、市民活動団体へのホームページの支援についてなのですけれども、これももうぜひお願いしたいと思っているのです。ちょっと御答弁ではプレイスでの事例をいただいたのですけれど、そうすると、ではプレイスに登録している人でないと、支援のこういうことをやっているというのは行き届かないですし、あと、私が担当課に伺った際は、SNSの支援なんかもやっていたりとか、社会福祉協議会でツイッターの開設支援なんかもぽつぽつやっていらっしゃるということはちょっと伺ったのですけど、いずれにしても、もっと恒常的に支援の相談ができるような窓口をつくっていただきたいと思います。
 例えばSNSは、それが一番手っ取り早いからということでしょうけど、SNSそれぞれの目的とか対象者が様々だし、そのアプリを使用している方にしか届かないというような性格もありますので、やはりホームページのほうが有効であると思います。ただホームページの場合、あまり凝り過ぎてしまっても、制作料金も高額になるでしょうし、更新作業も大変になってくると思いますので、まずは簡単なものをつくって、少しずつ充実させていくのがいいのかなと思います。それを市の関連のページにリンクをつけていただくといいのかなと思っています。
 それで質問なのですけれども、作成に関して、例えばちょっと私が伺ったときは、ホームページを作成してくれるボランティアさんとのマッチングということも少しやっていたというようなお話も伺ったのですけど、そうするとそういったやり方だとやはり、見つかればいいけど、見つからないことのほうがなかなか多いと思うのです。そういう中で、今までどおりでなく進まないということになってしまうから、そこはちょっと一歩踏み出して、例えば市のホームページの作成の事業者さんと連携して、幾つかの簡単なフォーマットの提示というようなパッケージを御用意いただいて、そのイニシャルコストの一部を市が支援するようなやり方もあるのではないかなというふうに思っているのですが、その点どのようにお考えか、伺いたいと思います。

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