
深沢達也
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6650◯26番(深沢達也君) 武蔵野市議会議員として自負を持って、今、上程されている全ての議案に賛成をいたします。
1つは、議員の報酬の決め方であります。職員の給与の決め方の問題もありますが。とりわけ、今、一つの争点になっているのは、議員、特別職ということでありますが、やはり議会というのは政策論争の場でありますから、原案に対する代案をもって、そこで議論が発生すると。その議論によって、言わばアウフヘーベンするならする。もっといいものがあるのではないか。こういうことだと思うのです。議会というのはそういう場だと私は思っておりますので、いい代案があれば、ぜひ御提出をいただいて。本会議場に出せるわけですから。動議もあるわけですから。そうしていただきたいと思うのです。
ちょうど私が初当選したのが昭和58年で、高額退職金の問題のときだった。そのときに、やはりいろいろ議員の給与の決め方は随分勉強しました。最初はいろいろな考え方を組み立てて、武蔵野市議会の議員報酬はこうあるべきだというものにたどり着けないかなと思って随分やったのですが、結局、帰するところは、現状のやり方しかない。もしほかにあるのなら出していただきたいと私は思っていますのと、その後、分権一括法ができて、地方議会がどんどん前へ出て仕事をしていくという中にあって、武蔵野市、行政も含めて、我々、地方議会、特に武蔵野市議会は全国をリードしていると言ってもいいと思います。そこで、ふさわしい報酬体系というのはどうあるべきかということだと思いますので、私は、このたび提案されたものに、その立場からも賛成をする次第であります。
最後に一言申し上げます。私も、中小企業の息子に生まれて、随分家族、父母が頑張って、夜も寝ないで稼いできたという姿を見ていて、同時に、やはりよく言っていたのは、行政がしっかりしてほしいと。それから、それに対して、議決機関である政治が、議会がしっかりしてほしいということも一方でよく話をしていました。そこで、現行の武蔵野市、行政、そして議会ということを鑑みまするに、やはりそうは言っても、いろいろな議論はありますが、しっかりやっているというふうに私は自信を持って言わせていただきます。
以上で賛成討論といたします。