18093【蔵野委員】 分かりました。では、そこの残りの不足の5億円をどのように支援していくのかということに関しては、今後注目していきたいと思います。
先ほど来から様々細かいところで質問があって、バリアフリーとかユニバーサルデザインの計画に関しては、大変細かい視点を取り入れていただいたなと思っています。特に男女のトイレそれぞれにベビーチェア・ベビーベッドが設置されるということだとか、これは保健センターの設計の際にもお願いしましたけど、この介助用ベッド(ユニバーサルシート大人用ベッド)、こういったものも設置されるということで大変感激しております。当事者の意見も聞きながら進めるということで、ぜひお願いしたいと思います。
思いますのは、こういった施設って、関係者にはどういった施設かというのは非常に注目するので伝わりやすいのですが、一般市民に関しては、その前を通り過ぎても、この施設は何だろうなって思って終わるというか、そういった部分ってあると思うのです。ほかの自治体の施設の前を私も通ったりすると、この施設は何なのだろうと思いながら、なかなかすてきな施設だけどと思いながら通り過ぎてしまうのです。
今回そういった開かれた施設にするということで、ふらっとテラスとか、やはりトイレです。こういったところが一つの鍵になるのではないかなと思うのです。先ほど来、看板についての質問がありましたけど、これが意外と重要なのではないかと思っていまして、施設名を示す看板だけではなくて、サイン表示ですよね。感覚に訴えるようなサイン表示なんかを、やはりその通り沿いにつけていただくといいのではないかと思うのです。そこら辺の工夫をどのように考えていらっしゃるか、教えていただきたいと思います。
例えばふらっとテラスの設置に関して、私はヒューマンあいさんの設置というか、すごくいいなと思うのです。あれはちょっと場所が奥まっているから、入らないとどういった施設があるかって分かりにくいというのは難点なのだけど、一旦入るとそこに、関連した資料だとか書籍がわっとありますよね。座って見られるようになっていて、そこが一つの取っかかりになっているのではないか、設置が上手だなと思って見ているのですけれども、そういった工夫ですとかも併せて教えていただきたいと思います。