18116【小久保高齢者支援課長】 基盤整備につきましては、本市の特徴といたしまして、やはり地価が高く、市域の面積が狭いというような理由から、土地の確保がなかなか容易ではないということで、大規模な施設の整備は困難であると考えてございます。また、本市はこれまでも、在宅サービスを重視する形で様々事業を行ってまいりましたけれども、ただ、一定の入居・入所施設の整備は必要であると考えてございます。
以上のところから第9期におきましては、新たに小規模多機能型居宅介護、小多機と認知症グループホームを整備したいと考えているところでございまして、小多機につきましては、そもそもできた経緯といたしまして、認知症高齢者の支援を中心とした新しいケアの必要性、そういったところから生み出されたというような側面もございますので、認知症のある利用者と親和性が高いのではないかと考えてございます。
今後ますます認知症高齢者の方が増えていく見込みの中で、認知症のある方を支えていくことができて、また柔軟なサービス利用、そういったことも可能になる小多機と、認知症高齢者グループホームの整備を進めてまいりたいと考えてございます。また、ニーズにつきましては、例えば事業者の方のケアマネの幹事会ですとか、6か所の在宅介護・地域包括支援センターなどのヒアリングも行っているところでございまして、そういったところでニーズを把握した上で、第9期の計画に反映しているところでございます。
以上です。