19163【ひがし委員】 陳受6第9号 「当面の間、現行の健康保険証とマイナ保険証の両立を求める意見書」を政府に送付することを求める陳情に対して反対の討論を、自由民主・市民クラブを代表して行いたいと思います。
今、国策として国が進めようとしているマイナンバーカードを推進していかなくてはいけないと考えております。「当面の間」というような陳情の趣旨からすると、後退することも可能性として感じられるところであります。また、武蔵野市医師会としてもマイナ保険証を推進しているところであります。そして、先ほど市長からは、政府の方針を進めていきたいとの発言がありました。また、担当課のほうからも、資格確認書を送付するということ、また資格情報通知書も、どちらかを発行するということが確認できましたので、前へ進めていくべきだというふうに考えております。
また、さらに付け加えれば、マイナンバーカードに対するメリットは幾つか明確なものがございますが、救急隊がマイナ保険証を活用して、傷病者の情報を正確かつ早期に把握することで、救急活動の迅速化、円滑化を図る、実証事業としても今年から実施をするということが決まっておりまして、こういった意味では新しい市民、国民の安全を守るということにおいては非常に有意義なマイナ保険証の活用ということが言えることから、本陳情においては反対とさせていただきます。