20963【川名委員】 ぜひともそうしていただきたいと思います。45メートルの範囲でぴたっと決まるわけはないですし、土壌がどうなっているかってやはりよく分からないですから、その辺はぜひともお願いしたいと思います。
そしてこれは、市民向けにも周知というか、情報は提供したほうがいいと思うのです。45メートル以内ですと事業者が調査をしてくれる。45メートルから外れるとしないわけですよね。でも結果的に陥没とか家屋に何か起きたとき、これは外環道路の影響なのかどうかと証明する方法がどこにあるのだということになると、事前にやはり写真を撮るなり調査をしていくということが必要になってくると思うのです。
実際どうなるかよく分からないのですけれども、それは外環道路と関係ないと言い張られる──言い張られるというのも失礼なのですけれども、そういう考えを事業者が持ってしまうと補償は一切なくなってきてしまう。性善説に立つか、どっちかという話なのですけれども、そういうことを懸念すると、市民側、市としても、45メートル以外でもどうなっているかというか、現状はどこかで把握しておいたほうがいいと思います。
これは今すぐどうしようという話でもないのですけれども、そういう懸念もあるし、実際にこの範囲外でも影響が出ていることを考えると、今後その範囲外に対してどう準備していくかというのも、市としても検討していただきたいと思います。事業者に対して情報提供してもらうと同時に、市としても何らかの対応が必要かと思いますが、今後検討してみてはいかがかと思いますが、いかがでしょうか。