19681【荻野副市長】 財政のことで御質問いただきました。財政面でいうと、やはり公園緑地を拡充していくとなると、公園を市が買っていくという形になりますので、当然、土地の価格が高騰すれば事業費はアップしますし、昨今の人件費の高騰ですとか工事費の高騰によって、整備についても費用がかかっていくと。なおかつ、委員おっしゃるとおり、維持管理についても、人が動きますので、人件費高騰に連動した形で費用が発生していくということでございます。これまでですが、十数年前は公園緑地のストックがありました。そのストックをどう年度単位で買戻しをしていくかということで、単年度での財政計画というか、見通しが立ったのですが、今現在はメリノールであったりノートルダムというような公園緑地の確保地はありますけれども、それ以外についてはなかなか土地の。市民の方から相続等が発生して市のほうで買っていただけないかとか、そういった短時間での判断であったりということもありますので、そのストックがない中で単年度の計画をつくっていくというのはなかなか難しい状態でございます。これは公園だけの話ではなくて、やはりほかの公共施設の改築も含めた全体の計画の中で考えていかなければいけないということもありますので、ここはよくよくいろいろな条件をテーブルに上げながら財政を考えていかなければいけないかなというふうに思います。なので、今、リニューアル計画で示されている金額というのは、その当時示したものであって、担当の部長のほうからあったような数値ですが、ここで当然状況も変わっておりますので、精査をしながら再度計算をしなければいけないですし、全体を見通しながら、また、東京都、国の補助金を確保できるような形での考え方をしていかなければいけないかなというふうに思っております。
以上です。