19857【落合委員】 ありがとうございます。技術の部分で言えば、それこそ毎年いろいろな方策が考えられたりだとか、進んでいくものなので、今後、本当に深くまでというのもあり得るのかなと思いますけれども、いつ頃なのかよく分からないですが、平成11年ぐらいなのかな、もっと前なのかな、かつて道路陥没の話というのが、いわゆる地下水の利用だとか、そういったものに付随するような、直接的な原因につながっているかどうかはともかくとして、これは昭和の時代なのかな、都内での水の給水だとかそういったものが、こちらのほうにまで影響を及ぼしたみたいなことを言われていたような時代もあったかなというのは、これは記憶の限りなのではっきりとしたあれではないのですけど。それはともかくなのだけれども、その空洞ができてしまう原因というのも、やはり一定程度何らかの形であるのかなというのは、私自身考えているところです。
以前、外環の委員会だったか何かでも申し上げたことがあったかと思うのですけど、それこそ過去に井戸があっただとか、過去の土地利用の状況というのが作用して、実は空洞があっただとか、いわゆる埋設物になるのか、ちょっとその辺ははっきり申し上げられないのですけれども、そういうようなことで、どんどん埋め戻しをしたりして、結局それがきちんとした埋め戻しになっていなくて、いろいろな開発の中でそれこそもう忘れ去られてしまって、いざ掘り起こしたら、何か変なものが出てきたみたいなことを聞いたこともあるし、これまでの歴史をたどる中で、どういうようなことで空洞ができているのかなというのは調べないと分からないですよねということを、たしか外環の委員会だったと思いますけど、申し上げたようなことがあったなというのを、ちょっと記憶しています。
結局路面下なので、日常的に見えるものではないから、やはり何がどうなっているというのははっきりしないのだけれども、今やっている調査で、それこそこれまでの三十数年取り組んでくる中で、さっきの技術革新の話もあるのだけれども、発見できなかっただとか、そういったものってあるのか、ないのかというより、そこまで判断できないかもしれないけれども、いわゆる見落としのようなものがあって、過去の調査ではなかったものが今になって、こんなところにできていた、もしくはあったみたいなことというのがあり得るのかどうか、ちょっとその辺の御認識ってどうなのでしょう。