19858【大久保道路管理課長】 空洞の発生する原因などについては、やはりまず1つは、道路の占用物に関するものが多いというふうに思っています。委員からもちょっと御紹介がありましたけれども、そのほかには、例えば地下の管路がふくそう、要は混み合っていて、埋め戻しのときの転圧がなかなかうまくいっていないようなところがあるですとか、あるいは古い埋め戻しの時期だったりすると、当時砂を用いて埋め戻しているような場所もあったりすると、砂というのはなかなか転圧が効かないので、そういうところが原因になっているようなものがあるですとか、あるいは不明なものが残っていたりしてそれが原因となるようなものを、過去の経緯の中では我々も原因として捉えるところでございます。
あとは、発見できなかったものというのはなかなか難しいのですけれども、そういった見落としがないようにするために、やはり地下1.5メートルまでですけど、繰り返し、繰り返しやって、中には経過観察をしているものもありますけれども、そういったものはまた3年後に調査をして、空洞の位置が上に上がってきていないかですとか、常にその状況の把握に努めているような状況でございます。