19877【落合委員】 ありがとうございます。本当そうなのです。その原因が分からないというのが一番厄介で、似たような事例というか、事故につながるか、つながらないかは別にして、原因は分からないのだけれども、何かここに空洞ができているみたいなものというのは今まであるのでしょうか。
要するに何が言いたいかというと、原因は分からないのだけれども、傾向性として、例えば下水のところの周辺だったら、その周辺がやはり起きやすいとか、発生しやすいとか、あと、工事の段階で、例えばこういう工事をやっていたところが何か比較的多いとか、別にそれが直接かどうかは分からないです。だけれども、そういう傾向性みたいなものというのを洗い出すためには、それなりにいろいろなサンプルをきちんと集めて分析していかないと、そういうことすら分からなくなってしまうのかなと思うのです。
調査は調査でいろいろな調査をしていただければいいと思うのだけれども、その調査をどういうふうに活用して、例えばいわゆる空洞ができやすいような傾向性はこんなところに何か特徴的に表れているみたいなことだとか、そういった部分というのはどうだったのだろうなと。そういう意味から、今までいわゆる空洞が起こっているようなところの分析って、原因が分かったものはいいにしても、原因が分からないようなそういうところというのはどのぐらいあるのかなというのをちょっとお聞きしたのですけれども、何かそういうのってデータはありますか。