19898【深田委員】 先ほどの建築確認の件なのですけど、情報が速やかに来ているかどうかというのはちょっと怪しいところなのです。笑っていらっしゃるから分かると思いますけど。ついこの間も関前3丁目のある建築事業者さん、大手ですけれども、御近隣に対してちょっと乱暴な工事状況があって、地元の住民の方が、通学路であるのでもうちょっと勘弁してほしいということが入って、確認したのですが、まだ情報がキャッチできていませんということで、東山議員と駆けつけてみたところ、事業者さんはいなかったのでもう何とも言えないのですけれども。
そういうことが、もう実際に私どもの生活空間の中である以上は、できる限り早く情報をキャッチするということは努力していただいていると思うのだけれども、どうしてもタイムラグが生じて、危険に直面してしまう可能性もあるということを御理解いただきたいということでございます。
それと、要綱には定めていないけど計画にあるのでということなのですけれども、問題は、これはずっとやっていかなければならないことだと思うのです。だとすると、その時々によってやはり状況が変わってくることもありますし、何のためにこのことをやっているのかという大義を、きちんとどこかに記しておく必要というのはあるのではないでしょうか。
というのは、穴というのはいろいろありまして、この間、市長と副市長にも、御担当にも来ていただきましたからお分かりだと思うのですけど、案外びっくりするところに穴があるのです。民地の中に防空ごうがあったのです。これは公の責務を担っている防空ごうではなかったので、国交省の指定する防空ごうではないものですから、いかんとも公がし難いわけです。ところが民地の中にぽっかり十数人も実は過去には避難したことがあるというような、生き証人まで出てきてしまうような、この防空ごうのような穴をどうしたらいいのかとか、古井戸、こういうものもあるのです。
ですので、穴って本当に言葉のとおり侮れなくて、子どもが落っこちたらえらいことになるのです。怖いのです。簡単に大人だって、穴って落っこちると出てこられないのです。そういう事件もありました。ですので、事ほどさように道路の下の穴というのは、人も通れば自転車も通るし、車も通るし、もう速やかに人命に関わる事態になりますので、これをきちんとデータを蓄積し、しかも精度を上げていくということです。
原因はできる限り追及し、穴があったら速やかにまず埋めるというのは分かるのですけれども、もうわーっと来て、わーっと穴を掘って、わーっと土を入れて埋められてしまったということで、近隣の方々が、何だったのだろうというのがすごく多いのです、お問合せに。その後になって沿線住民の方のお宅の水道のところに、ぽっかり大きな穴が空いていましたとか、そういう事実もあるものですから、原因というのはきちんと追及をしておかないと、ほかの事故につながりかねないという現実があります。地面の下のことは目に見えないことから、先送りにされたり見逃されたりするという、これが非常に大きい問題につながりますので、ぜひとも今後はさらに精度を上げていく。
今回5メートル以上をお申し越しなのですが、今これを確認してみると、5メートルの探査というのもこれはできるようなのですけど、これに関して何か研究はされていますでしょうか。コストの面とか、それから、今使っている、まさに工事現場のネコみたいな、こうした人力で行うセンサーではなくて、車を使ってのセンサーとなるのか。その辺りの専門性はちょっと不案内なので、教えていただければと思います。