19904【大久保道路管理課長】 3メートルまでを調査することによって、1.5メートルまでの範囲が、例えば調査が粗くなったり、データが拾えなくなったりするようなことはございませんで、あくまでも1.5メートルまでの範囲については、今までと同等の調査が行えるということでございます。それに加えて3メートルまでやった場合には、先ほど申し上げたように費用が1.5倍から1.8倍ぐらいかかりますけれども、深い部分の調査はできるというものでございます。
ただし、検出できる空洞の大きさというのがございまして、やはり機器の精度というか、たしか電磁波か何かを使ってやっているものらしいのですけれども、それの特性からいって、例えば1.5メートルまでの範囲であれば、縦0.5メートル、横0.5メートル、厚さが10センチより大きい空洞が検出可能なのです。深くなると、探査可能の空洞の大きさというのは、縦1メートル、横1メートル、厚さが30センチ以上、要はより大きなものでないとなかなか探査がしにくいというのが、その特性であるというふうに聞いているところでございます。