20037【落合委員】 分かりました。社会実験も、無駄なことをしているとは全然思ってはいないのだけれども、一つのやはり目的というのは当然あるだろうと思うのです。これから、吉祥寺周辺にしろ、三鷹、武蔵境もどこも一緒なのだけれども、今後のまちの活性化であったり、様々な課題解決に向けて、実験とかもやっていくわけなので、例えば今やっている実験はこういうことにつながるのだという大きな目標があって、それに対して一つ一つ、こういう課題はこうしようというような、多分そういったプロセスを踏みながらの社会実証であったり、いろいろな取組であったり、あと、地権者さんとの話だとか、近隣商業者の方との話合いだとか、そういった部分があるだろうと思うのです。その辺も含めて、いわゆる関係者の皆さんに、今やっていることというのは、こういうことのためにやっているのだと。こういう、例えば、いわゆるタイムスケジュールがあるのだとしたら、この大きな目標に向かって、こういうステップを踏む、今、この辺の段階にいるのだとか。いろいろなことを含めて共有していないと、恐らく協力関係だって、今何やっているのだろうという話になってしまうし、これが一体何につながるのだという話にもなりかねないし、その辺は私たちも一緒で、これは一体何のためにやっているのだと。多分大きな流れの中で、一つ一つの取組があるだろうと思うので、特にまちづくりだから、5年、10年で済む話ではないので。スパンが長いですから、そうなると、そのときのやっていることを見失ってしまうと、何か先に進まないだろうなということも当然あり得てくるだろうなと。そういう意味では、そういった部分も含めて、今後の取組の中にしっかり生かしていただきたいし、特に公社の役割についてはさらにブラッシュアップをしていただいて、やっていっていただきたいなというのは、これは要望としておきたいと思いますけれども、お願いします。
その上で、さっきあれした社会実験的なこと、公社のほうで都市再生法人として取り組まれているのだけれども、これだけでいいのですかという話をしたのは、ほかにもやることがいっぱいあるだろうと。そのときに、現状の体制で本当にこれは足りるのかという一方の問題も出てくるかと思うのです。公社も設立されて50年以上たちますけど、北口の再開発をやるときの開発公社の体制は、僕も知らないのですけど、あの当時はビルの管理だとかそういったことはなかったので、体制としては、市も一緒になって様々協力していたから、今と同じ比較はできないのだけれども、ただ、今、公社としては、大きな課題として、F&Fの建て替え問題を抱えている。三駅のそれぞれのビルの管理であるとか、それを通してまちづくりをそれぞれやっていかなければいけない。それに加えて、再生法人として吉祥寺の面的な整備も担っていかなければいけない。その中で、今の職員の数だとかも含めて、この体制で本当に乗り切っていけるのでしょうかというのも一方で不安、不安というか、気になっている一つなのです。その辺については、今どういうようなお考えであるのでしょうか。