20156【深田委員】 どうも今回御答弁いただくと、この後大きく変わるかもしれないという期待感を持ってしまうようなお話なのですけれども、私は今までにいろいろなマンション紛争の御相談をいただきましたが、そんなに大きく転換した話って聞いたことがまずない。
それから2つ目に、その余地を残すには、相当大きななたを振るわないと、この計画を崩すということがかなり難しいように思うのです。というのは、まずそもそも法政一中・一高の跡地よりも、一筋細いのです。そもそも狭い。敷地が狭いのです。それと2つ目は、これは今もうどこのデベロッパーさんも頭を痛めているのですけど、本市の入札にも影響があるような資材の高騰と労務単価の値上がりの中で、どうやって工事期間を短くして、コストを削減して、利益を拡大していくかということに、血道を上げておられるわけです。
そんな中で大きな設計変更を。期待したいです、期待したいですけど、それをやるとまた時間がかかって、事業者さんは体力がなければ、もうこのプラン自体が潰れるわけです。過去にそうやって撤退していった事業者さんも何人かおられますから、この条例の手続に耐え切れずに。そういう意味で、本当に大きな変更が可能であるのであれば、できれば事前協議、もしくはその事前協議のプラスアルファの形で、ここには地区計画がこういう形でかかっていて、15メートルの規制がかかっている以上、もうそれ以上でなければ絶対に壁面後退というのは決まってくるわけですから。
本当に変更が可能なのかどうかというところは、まさに住民の皆さんが期待するところですから、指導していただきたいと思います。もう今日は結論は出ないでしょうから、本当にそういう指導ができるのであれば、ここは武蔵野市の腕の見せどころだと思います。というのは、これは8か所も変更になりましたけど、恐らく市も相当譲歩しているのではないのですか。
だからまず1つ目は、本当にこの後時間を割いて、あちらにリスクがあったとしても、大きな設計変更を求めるお気持ちがまずあるのかどうかが1点。それから2つ目、この8項目変更があったところについては、市はどういう協力を、もしくはアドバイスをしたのか、ちょっと教えていただけますか。